ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

毎日を「何もしない」で過ごしていることにはとんでもない意義がある(かもしれない)

(文 喜久井ヤシン) 「何もしてない」のは人間失格? 私はここ最近、社会的には「何もしてない」で過ごしている。物事にやる気が出ず、ネットやゲームを日に十時間以上して毎日が過ぎていく。働いてもいないし、勉強しているわけでもない。十代の教育マイノ…

「あなた何してる人」第2回。近所づきあいから逃げ回る私。そんなある日、隣のおばさんから一本のキュウリが差し出された……ひきこもりにとって恐怖の瞬間・・・

近所づきあいなんかするものか。どうせ奴らは隙さえあれば「あなた何してる人?」と聞いてくる。彼らをこちらの生活に入れない。こちらは彼らの生活に入らない。そこにはある種の平和なバランスが保たれていた。しかし、一本のキュウリがそのバランスを破壊…

The Scary Question a Hikikomori is Afraid of; "What's Your Job?" Round 2

Neighborhood socializing does not exist. They do not come into my life. I do not get into their lives either. I could keep my hikikomori life in such a tranquil circumstance. People often talk about "the linking of local community" as if i…

ひきポスPodcast #5 「大人になってからの友達の作り方」

お久しぶりです。ウェンズです。 まだまだラジオやっていきます。 今回は「友達の作り方」です。 ぼくが会社員として働き始めても友達もおらず半ひきこもり状態だった後に、 趣味をきっかけに友達ができていった話をしています。

大人がこわい!「わたしはこうしてひきこもり始めた」:フランスの女性ひきこもり当事者テルリエンヌとの対話 第3回

まばゆい才能を絵画や写真に発揮しながらも、ひきこもりになっていかざるを得なかったフランスの女性ひきこもり当事者テルリエンヌの心の格闘の軌跡。

"Afraid of Adults": Interview with a French Female Hikikomori, Tellurinenne, Round 3

Did she have nothing else to become a hikikomori while demonstrating dazzling talent in paintings and photographs? Terrienne, who grew up with being accused by her father and high school teacher, would eventually stop studying because of "…

« Peur des Adulte » : Entrevue Avec une Hikikomorie Française; Tellurienne, Round 3

Elle n'avait rien d'autre à devenir une hikikomorie tout en démontrant le talent éblouissant dans les peintures et les photographies. Terrienne, qui a grandi en étant accusé par son père et professeur de lycée, finira par cesser ses études…

子どもができてひきこもった私(1)

幼少期に母親が「この子は発達障害」という診断を受けていた。当時の診断名、微細脳損傷。しかし母はずっとそれを隠していた。やがて2013年、本人が発達障害との診断を受けると…。

私がまなざしに苦しまなかった外出先5選 トーキョー・ヒキコモリ・ウォーカー

(文 喜久井ヤシン) ほぼすべての人の役に立たないお出かけ情報を紹介 通り過ぎる人全員が、自分をテストしているように感じることがある。視線が針みたいに突き刺さって、自分の顔や身振りは、すべてがおかしいと思われてくる。人からのまなざしは痛い。と…

「あなた何してる人?」第1回 ひきこもりに関わる基本問題を語る

社会へ出ていく体力も体調も持ち合わせているのだけれど、社会へ出ていけない。それは「あなた何してる人?」と訊かれるのがこわいから……。 ひきこもりの社会生活の卑近なリアルを考える新シリーズ!

"What is Your Job?" - A Fundamental issue of Social Life of Hikikomori : Round 1

"I am physically alright. No problem to go out. But I do have a problem to go out. I am afraid to be asked 'What's Your Job?'"...Vosot Ikeida is getting into the core of the fundamental issue for the social life of hikikomori.

「糸」は論外。ひきこもり目線で選ぶ中島みゆきの三曲(マニアック度 上級編)

(文・写真 喜久井ヤシン) アルバム「生きていてもいいですか」(1980年)のジャケット 17歳のことだった。私は高層マンションの屋上にいて、何十メートルも下の遠い地面を見下ろしていた。段差を越えてあと一歩踏み出せば、この世から失敬することができる…

【第2回ひきこもりトータルビューティープロジェクト】(第2話)外見を自ら選ぶ、それは「私たちはどう生きるか」に通じる

あらためて、プロジェクトのご紹介を 本記事は「第2回ひきこもりトータルビューティープロジェクト」についてのお話、第2話です。「第2回HTBP」と略させていただきました。このお話は第1話からの続きですが、本プロジェクトについて、改めて少しだけご紹介を…

フランスの女性ひきこもり当事者インタビュー:テルリエンヌの場合 第2回「少女時代」

数少ない少女時代の記憶。オタク文化との出会い。母親が呑むバーへ連れていかれたこと。教育圧力。学校でのいじめ… 数か月後、少女はタバコを吸い、病的で暴力的な絵を描き始める。何枚も、何枚も。

Interview with a French Hikikomori; Tellurienne, Round 2 "The Childhood"

Few memories of a girl. The meeting with the otaku culture. Take her to the bar with her mother. Educational pressure. Bullying at school ... After a few months, the girl started smoking and drawing violent and morbid pictures one after th…