ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

ひきこもり

NPO法人Node設立記念イベント感想 「唐揚げに挑め」

パネルディスカッションに臨むNode理事と経営者たち 文:Longrow 写真:石崎 画像:写真AC 2018年5月19日、「NPO法人Node」の設立記念イベント「一緒に考えたい ~ つながり・ひきこもり・はたらく場所 ~」が都内で開催された。本イベントの主なテーマは「…

NPO法人Nodeで浮き彫りになったひきこもり界隈―"We are the 0.1%"の自覚を

NPO法人「Node」に寄せられる賛否両論。しかし、現在のひきこもり界隈も限られた世界ではないのか?さとう学さんの記事です。 ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

語っているのは誰か ― 全国ひきこもり当事者ネットワーク、NPO法人Nodeの「総意なき船出」

「当事者とは多様なものであり、いかなる当事者も、当事者全体を代表できない」。それはひきこもり当事者たちの世界につきまとう、一つの哲学的テーゼである。あえてそこへ踏みこんだNodeは今後どのような課題を背負うのか。「語っているのは誰か」という視…

ひきこもりと精神医療、生き抜くための財源。「いま」と「これから」 - フランスの女性ひきこもり当事者テルリエンヌとの対話 第5回(最終回)

人は、矛盾を生きる動物である。ひきこもりは、その部分を拡大して生きている人間かもしれない。……ふつうの生活。恋愛。結婚。新しい家族を作ること。新しい家。さまざまな世間的な夢と希望を抱きながら、彼女は今日も部屋にひきこもる。

私の空にかかる虹は黒色 「ひきこもり」とセクシャルマイノリティ①

(文・アートワーク 喜久井ヤシン) 前書き 2018年5月5日と6日に、渋谷区の代々木公園で「東京レインボープライド」が開催された。日本最大の「LGBT」の祭典で、二日間でのべ14万人が参加した。私自身は「LGBT」の分類でいうなら主に「G(ゲイ)」に入るセク…

なぜ彼女は軍隊に入ったのか?! フランスの女性ひきこもり当事者テルリエンヌとの対話 第4回

部屋から出られない臆病なひきこもりであった彼女は、しかし、ひきこもりを脱したくて仕方がなかった。そこで、人の勧めるままに軍隊へ入隊することを試みる。すると……

大胆な提言!「この国から家賃を廃止せよ」 ひきこもり名人となった私(4)

ひきこもりながら生きるためには、なるべく金がかからない生活を。そこで考えたのが0円(ゼロエン)生活。衣食住とはいうけれど、カッコをつけなきゃ衣はなんとかなる。ぜいたくしなきゃ食もまたしかり。しかし住は……?

毎日を「何もしない」で過ごしていることにはとんでもない意義がある(かもしれない)

(文 喜久井ヤシン) 「何もしてない」のは人間失格? 私はここ最近、社会的には「何もしてない」で過ごしている。物事にやる気が出ず、ネットやゲームを日に十時間以上して毎日が過ぎていく。働いてもいないし、勉強しているわけでもない。十代の教育マイノ…

近所づきあいから逃げ回る私。そんなある日、隣のおばさんから一本のキュウリが差し出された……ひきこもりにとって恐怖の瞬間・・・

近所づきあいなんかするものか。どうせ奴らは隙さえあれば「あなた何してる人?」と聞いてくる。彼らをこちらの生活に入れない。こちらは彼らの生活に入らない。そこにはある種の平和なバランスが保たれていた。しかし、一本のキュウリがそのバランスを破壊…

The Scary Question a Hikikomori is Afraid of; "What's Your Job?" Round 2

Neighborhood socializing does not exist. They do not come into my life. I do not get into their lives either. I could keep my hikikomori life in such a tranquil circumstance. People often talk about "the linking of local community" as if i…

大人がこわい!「わたしはこうしてひきこもり始めた」:フランスの女性ひきこもり当事者テルリエンヌ

まばゆい才能を絵画や写真に発揮しながらも、ひきこもりになっていかざるを得なかったフランスの女性ひきこもり当事者テルリエンヌの心の格闘の軌跡。

子どもができてひきこもった私(1)

幼少期に母親が「この子は発達障害」という診断を受けていた。当時の診断名、微細脳損傷。しかし母はずっとそれを隠していた。やがて2013年、本人が発達障害との診断を受けると…。

私がまなざしに苦しまなかった外出先5選 トーキョー・ヒキコモリ・ウォーカー

(文 喜久井ヤシン) ほぼすべての人の役に立たないお出かけ情報を紹介 #01 名画座 #02 一人カラオケ専門店 #03 大学構内 #04 名曲喫茶 番外編 満員電車 #05 墓地 ほぼすべての人の役に立たないお出かけ情報を紹介 通り過ぎる人全員が、自分をテストし…

「あなた何してる人?」 ひきこもりに関わる基本問題を語る

社会へ出ていく体力も体調も持ち合わせているのだけれど、社会へ出ていけない。それは「あなた何してる人?」と訊かれるのがこわいから……。 ひきこもりの社会生活の卑近なリアルを考える新シリーズ!

"What is Your Job?" - A Fundamental issue of Social Life of Hikikomori

"I am physically alright. No problem to go out. But I do have a problem to go out. I am afraid to be asked 'What's Your Job?'"...Vosot Ikeida is getting into the core of the fundamental issue for the social life of hikikomori.

「糸」は論外。ひきこもり目線で選ぶ中島みゆきの三曲(マニアック度 上級編)

(文・写真 喜久井ヤシン) アルバム「生きていてもいいですか」(1980年)のジャケット 17歳のことだった。私は高層マンションの屋上にいて、何十メートルも下の遠い地面を見下ろしていた。段差を越えてあと一歩踏み出せば、この世から失敬することができる…

第2回HTBP(第2話)外見を自ら選ぶ、それは「私たちはどう生きるか」に通じる

あらためて、プロジェクトのご紹介を 本記事は「第2回ひきこもりトータルビューティープロジェクト」についてのお話、第2話です。「第2回HTBP」と略させていただきました。このお話は第1話からの続きですが、本プロジェクトについて、改めて少しだけご紹介を…

フランスの女性ひきこもり当事者インタビュー:テルリエンヌの場合 第2回「少女時代」

数少ない少女時代の記憶。オタク文化との出会い。母親が呑むバーへ連れていかれたこと。教育圧力。学校でのいじめ… 数か月後、少女はタバコを吸い、病的で暴力的な絵を描き始める。何枚も、何枚も。

「コミュニケーション能力」ってもしかしたら「自己責任」の別名なのかもしれない

(文・喜久井ヤシン) 一番大事なのは「コミュニケーション能力」……? 三月は就活の季節であるらしい。就活生たちはエントリーシートや面接対策などで大変な思いをしていることだろう。私はといえば、二十歳前後の頃は外出一つするのにも苦労していた時期で…

「僕らは不幸になるために生まれたのではない」漫画家カトーコーキさんインタビュー

カトーコーキさんのデビュー作「しんさいニート」(イースト・プレス)は、3・11の震災で、福島の故郷を失うところから始まり、やがてうつを発症し、自分自身の半生と向き合っていく。正しさを押しつけてくる父親との葛藤など重厚な読み応えのエッセイ漫画で…

親離れの詩がここにある。谷川俊太郎「これが私の優しさです」論

(文・写真 喜久井ヤシン) 「谷川俊太郎展」を観て 先日、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「谷川俊太郎展」(※1)に行ってきた。(新宿駅での乗り換えに迷い、あきらめそうになったけれど、人ごみを越えて行くことができた。)谷川俊太郎さんは…

たくさんの『一人ぼっち』がいる~孤独度No.1の日本で~

(文・喜久井ヤシン) イギリスが「孤独担当相」を設立 2018年1月17日、英国で「孤独担当相」の新設が発表された。別離や引退など、人生のさまざまな節目で孤独は多大なストレスを与える。それは喫煙習慣や肥満に結びつき、国民の健康問題となることから、経…

ピアサポートゼミナールから学んだ”理解の力”

頼りになりたい相談者は紅葉坂を登った なぜ、ピアサポートゼミナールに興味を持ったのか 支援施設での葛藤 ひきこもり大学ピアサポートゼミナール活動報告会へ行く 昔をふりかえれば… ひきこもり始め ネットで見つけた心の衝動 ひきこもりからの解放 担当相…

「なぜひきこもったのか」私を10年閉じ込めた「牢獄の村」 前編・少年時代

(文・Toshi) 中学校に行けなくなり、10年ひきこもる 私を「ひきこもり」にした「牢獄の村」 いじめが放置され、先生も加担する「悪魔の中学」 私を閉じ込めた「地上の牢獄」 中学校に行けなくなり、10年ひきこもる 私は中学校時代に受けたいじめをきっかけに…

「なぜひきこもったのか」”弱さ”で孤独になり、”弱さ”でつながる

きっかけは『2週間の休み』 外に出なくなったきっかけを挙げるのは割と簡単だ。 希望通りの企業から内定を貰い、就活を終え、教授に「就活も終わったし2週間くらい休みます」と言って家で休んでいたら、大学に行けなくなってしまった。これがきっかけだ。 え…

一人一人が100%働けなくても、何人かで100%にする

(取材/編集 Toshi・石崎) 前回 www.hikipos.info www.hikipos.info ボランティアから正社員まで、柔軟な働き方を用意 質問:「めちゃコマ」で働きたいという、ひきこもり当事者がおられたら、応募すれば働けるような仕組みがあるのでしょうか。 佐藤:何段…

「(株)ウチらめっちゃ細かいんで」社員のひきこもり経験

(取材/編集 Toshi・石崎) 前回 www.hikipos.info 質問:改めまして、社員の皆様のひきこもり当事者歴をお伺いしたいと思います。 執行役員 最高執行責任者(COO)山瀬健治氏(以下山瀬):大学には現役で受かったのですが、ADHDの症状で、レポートが締め切…

減点法で長所を潰さない。ひきこもり当事者の長所を活かす、”ニュータイプ”の企業が誕生

株式会社ウチらめっちゃ細かいんで 記者会見 (取材/編集 Toshi・石崎) 広報マーケティング担当・三池氏(以下三池):「1日速習」講座などのビジネス研修を手がけるフロンティアリンク株式会社により、株式会社では日本初となる「ひきこもり当事者・元当事…