ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

文芸

やっぱり生きづらさを語るには〈現代詩〉が必要だ ~中原中也から最果タヒまで・オススメ詩人トップ5~

「ヤバい」とか「カワイイ」とか「死にたい」とか、世の中にはカンタンな言葉があふれている。けれど本当の思いは、それだけの言葉では伝えられない。時にムズカシイ表現にもなってでも、書き伝えたい思いがある。今回は、国内の〈現代詩人〉の中から個人的…

ガッコウの呪いから逃れるために。古今東西 脱学校の名言・発言・条文集 ~明治小学校令から村上春樹まで~

(文 喜久井ヤシン) 9月1日は子供の自殺が多くなる。多くのガッコウの夏休み明けにあたるためだ。 私は七歳でガッコウへ行かなくなった時に、人生で初めて自殺を考えた。どうしてこの時に命を去らなかったのかはわからないが、今は思う。ガッコウと言われる…

『僕が死のうと思ったのは』 生きづらさを歌った2010年代のJ-POPアーティスト8選

ヒットチャートにはいつも明るい曲がならんでいる。カラオケで歌われるのはハッピーな曲ばかり。友達の多い人たちが盛り上がって騒ぐための音楽。すぐに消費されていく大量生産の音楽。けれど時には、一人きりの部屋で聞く大事な一曲もある。カラオケには向…

「みんな生まれてきたときはニートだった」世界脱労働名言集 ~働かない権利編~

(文・選 喜久井ヤシン) 「仕事 名言」などで検索すると、“働くことが人生を高める”みたいな、偉そうな言葉が多くで出てくる。けれど歴史的にみても、労働はけっこう罵倒されてきた。「働いたら負けかなと思ってる」みたいなニートの迷言のことではない。働…

「糸」は論外。ひきこもり目線で選ぶ中島みゆきの三曲(マニアック度 上級編)

(文・写真 喜久井ヤシン) アルバム「生きていてもいいですか」(1980年)のジャケット 17歳のことだった。私は高層マンションの屋上にいて、何十メートルも下の遠い地面を見下ろしていた。段差を越えてあと一歩踏み出せば、この世から失敬することができる…

親離れの詩がここにある。谷川俊太郎「これが私の優しさです」論

(文・写真 喜久井ヤシン) 「谷川俊太郎展」を観て 先日、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「谷川俊太郎展」(※1)に行ってきた。(新宿駅での乗り換えに迷い、あきらめそうになったけれど、人ごみを越えて行くことができた。)谷川俊太郎さんは…