ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

【お知らせ】ひきこもりの部屋写真を募集中!「アイムヒア プロジェクト」

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自身も3年間ひきこもり経験のある現代美術家・渡辺篤が中心となり、ひきこもり当事者自身で撮影した部屋写真を匿名で募集をしている。

写真表現による当事者発信だ。渡辺が写真を集め、自身が普段活動している現代アートのジャンルの手法を用い、今回は写真集を作る。

プロジェクト名の「アイムヒア」は、”僕は/私はここにいる”という意味を持つ。”見えにくい存在”を”ない”ことにしてしまわないために。

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<主な募集要項>

・ひきこもり当事者自身で撮影した部屋写真を募集します。

・本人以外からの投稿は受け付けません。

・写真は誰のものか分からないよう匿名性を守ります。

・投稿者には撮影費(謝礼三千円)を支払います。

・撮影はスマホでも。カメラが無い場合、使いすてカメラを送ります。

・最終締切は本年12月1日(募集人数40名に達し次第締切)。

・報酬の受け取り方法によっては完全匿名での応募も可能です

・部屋は綺麗でも汚くても構いません。写真芸術として、ありのままが価値となります。

 

…応募方法など詳しくは「アイムヒアプロジェクト」で検索を。

https://www.iamhere-project.org/

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募集企画は今回で2度目となります。4年前にも行った際には大きな反響がありテレビ・雑誌などでも紹介されました。

今回は写真集出版(来年2月頃)に合わせ写真展(横浜市内、黄金町サイトAギャラリーを予定)も開催します。

部屋写真はそれぞれの方にとって様々なご事情をまとった大切なプライバシーでもあります。使用規定を一人ずつのご希望に沿い、丁寧に合意を得ながら進めます。

「ひきこもった時間がそのままで価値となるよう」に、アートの側からも社会に向け発信するのが目的です。当事者による写真提供による参加をぜひよろしくおねがいします。情報周知のご協力もお願いします。

(渡辺篤)

 

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<アイムヒア プロジェクト代表 渡辺篤プロフィール>

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Photo: Keisuke Inoue

現代美術家。横浜市在住。30代前半に足掛け3年のひきこもりを経験。ひきこもりを終える日に自身の姿や部屋を写真撮影した。
”永いひきこもりの時間は無駄な時間などではなく、この写真作品を撮影するために必要な「役作り」や「場作り」だったのだ” と意図的に認識を切り替える試みを行い、美術家として復帰。
後に様々な展覧会で写真を発表。近年は、アーティストの立場からひきこもりにまつわる事象や現代社会の生きづらさなどをテーマに活動を続けている。2009年東京藝術大学大学院美術研究科修了。
主な個展に、2017年「わたしの傷/あなたの傷」(六本木ヒルズ A/Dギャラリー、東京)、2014年「止まった部屋 動き出した家」(NANJO HOUSE、東京)がある。2016年『ハートネットTV|ブレイクスルー』(NHK Eテレ)「心の傷はいつか光り輝くー現代美術家・渡辺篤ー」、2018年「アーツコミッション・ヨコハマによるクリエイティブ・インクルージョン活動助成」に採択。

 

 

 

主催:アイムヒア プロジェクト、助成:アーツコミッション・ヨコハマ、協力:黄金町エリアマネジメントセンター