中島みゆき の検索結果:
… Pixabay) 中島みゆきは、これまで627曲以上※1の作詞をしてきた。 そのうち、歌詞の中に「糸」という言葉が含まれている作品は11曲※2ある。 一例をあげると、以下のような楽曲がある。 ふたつの炎が同じ速さで燃えはしない ひとつが哀しく燃え続けていても ほどける糸のように今 愛が終わってゆく (「ふたつの炎」) だってホラ 1日は いつの間にか過ぎてゆく ギリギリのところで 脆い糸につかまって 細々と疑う 瞬間たちの羅列の中で (「まるで高速電車のようにあたしたちは擦…
…」というタイトルも、中島みゆきの「4.2.3」の歌詞からとられたものだ。 Ⅳ 殺し殺されることの彼方 少年犯罪ダイアローグ(2004年) 芹沢俊介・高岡健『殺し殺されることの彼方』雲母書房 2004年 精神科医の高岡健氏との共著。 2000年以降に相次いだ少年犯罪を、芹沢氏ならではの観点で踏み込んでいく。 青年が抱えた孤独感、映画「バトルロワイヤル」の余波、「ネット心中」の衝撃など、2000年代の「大人」たちの動揺に対して、本書は冷静な道標となっている。 事件ごとの詳細は省く…
…映画、短歌、マンガ、中島みゆきなど、幅広い好奇心によって、いくつもの特集を書いています。「 カルチャー 」のタグなどから一覧がご覧いただけます。 また小説も発表されており、約一年間連載した短編集「遊べなかった子」は、今年の4月で完結しました。 www.hikipos.info 執筆者 喜久井ヤシンさんのコメント ある小説で、世の中の役に立たないことをする少年がおり、人から不思議がられる場面がありました。「何でそんなことをするのか」と聞かれ、少年が答えます。「もっと自分を好きに…
…井ヤシン) 今回は、中島みゆきが2010年代に発表した曲の中から、一ファンの独断でベストソングを選定。ドラマ主題歌からCD未収録作品まで、初心者を考慮していないマニアックな楽曲紹介をお届けします。 2019年が暮れると共に、2010年代がそろそろ終わる、という段になって、ふと中島みゆきの記録のことを思い出した。中島みゆきは70年代、80年代、90年代、2000年代の4つの年代でオリコンシングルチャート1位を記録した唯一のソロアーティストだ。 チャート1位を主とした過去の代表曲…
…ップ6 酒・タバコ・中島みゆきを用意する ステップ7 包丁を置く ステップ8 いったん別のところに電話をかける ステップ9 会話の7割までを想定しておく ステップ10 失敗を経験するつもりになること ステップ11 「電話をかける」と決めてから、5時間が過ぎてもあきらめない ステップ12 電話のことを忘れて外出する 最後に ステップ1 三日前から通話内容を想定する 当然のことながら、思いたってすぐに電話をかけるなんて不可能だ。エベレストの登頂に備えがいるように、電話という異常事…
… タイトルのとおり、中島みゆきの曲について語っています。カルチャー記事に対する反響としては、「生きづら漫画」や「絶望映画」の方がありました。しかしこれだけ個人的な興味と事実を書いて発表したというのは、私の小さな人生において、画期的なことでした。(なお検索したところ、私のカルチャー記事の三分の一に、「中島みゆき」という単語が含まれています。普通こういう割合にははならないだろうだろうなと思います。) www.hikipos.info 「生きづらさ」をテーマに、オススメの漫画・グラ…
地上の煉獄となったこの人生は 艱難辛苦の風雨に打たれ 救いのない道のりをただ歩まされる。 しかし眼前をも見失わせる暗夜が 極小の光をも見出させ 遠い灯台となって道標となる時、 それはやがて体温を蘇らせる 極夜を焼く希望へと至る。 そうだ。 どんな夜にも音楽という灯はあった。 独断と偏愛からなる十人の歌い手紹介・煉獄編をここに記す。 ※この記事はオススメの曲を紹介するものですが、執筆者の文章をはじめ過剰な表現が含まれています。ご了承ください。 前回 暗黒の歌い手十傑(呪怨編) …
…なる“殺意の歌姫” 中島みゆき/「うらみ・ます」「殺してしまおう」 初期の中島みゆきの曲には濃密な絶望の表現があり、少なからぬ曲において“死”を歌ってきたシンガーソングライターであるが、厳密に言えばその死とは他殺のことであった。アルバム『生きていてもいいですか』(1980年)の冒頭に収録され、憐憫の涙声まじりの録音によって人々に衝撃を与えた「うらみ・ます」でも、絶望の最底辺において生じているのは自殺念慮ではなく裏切った相手への殺意的怨念である。 ドアに爪で書いてゆくわやさしく…
…が待っている。あとは中島みゆきの「誕生」を泣きながら歌うだけだ。 (参考 「『糸』は論外。ひきこもり目線で選ぶ中島みゆきの三曲」) #03 大学構内 私はこれまでに職務質問を二回受けたことがあるけれど、それはどちらも平日の昼間だった。挙動不審で全身黒の服装をしていたため、警官も見逃せなかったのだろう。街中や公園を歩きたいと思っても、それが平日の昼間で、特に成人男性だと「不審人物」になってしまう。 散歩できるような広い場所で、公園のように緑が多く、なおかつ職質を受けにくい場所は…
…、私は思った。来月は中島みゆきの新作アルバムが発売される。せめて、それを聞いてから、もう一度ここに来て自分の命の選択をしてもいいのではないか。遅いということはないのではないか。私は高層マンションの屋上から去って、次に来る一日を越えていこうとした。 ――何も理由が中島みゆきだけだとは言わないけれど、私は結局それから何十年も生き延びて、今日も中島みゆきを聞いている。デビュー43年にして、シングル45枚、オリジナルアルバム42枚、DVD20枚を発表。シンガーソングライター、中島みゆ…
(文・写真 喜久井ヤシン) 「谷川俊太郎展」を観て 先日、東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「谷川俊太郎展」(※1)に行ってきた。(新宿駅での乗り換えに迷い、あきらめそうになったけれど、人ごみを越えて行くことができた。)谷川俊太郎さんは、詩集「二十億光年の孤独」でデビューして以来、六十年以上にわたって活躍してきた大詩人だ。詩作以外でも、「鉄腕アトム」主題歌の作詞や、「ピーナッツ」の翻訳の仕事など、ユーモアのある幅広い言葉を届けてきた。展示内容は、絵本の「ことばあそびう…