ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

勝手に発表!〈生きづらマンガ大賞2019〉 人気作から知られざる北欧グラフィックノベルまで

(編集 喜久井ヤシン) 筆者の独断と偏見で選ぶ・最新の〈生きづらマンガ大賞〉を発表!アニメ化で大注目の話題作から、誰も知らない隠れた名作まで。あまり紹介される機会のない外国の作品もご紹介。新たな一冊と出会えるマンガ特集をお届けします。 まなざ…

【ひきこもりと地方】沖縄のひきこもり当事者タイキさんインタビュー第3回「お金の話から切り出される"心のケア"」

自殺未遂をして集中治療室に15日。出てきた彼に突きつけられたのは、とんでもない額の請求書。それからというもの病院にかかるたびにお金の話をされ、さまざまな関係がこじれていく・・・医療機関が少ない田舎にありがちなエピソード。

Fighting Phone Phobia In Full Force : My 12-Steps Coping Method

Why hasn't humanity eradicated the use of phones, since emails are now a widespread thing? Telephone is something you have to fight with all your mental power. Here are some very personal ways of coping with phone calls, from my real life …

「ひきこもりは犯罪者予備軍」と聞いて、FACTFULNESSと「肺がんの原因は砂糖」の重要性を思い出した話

世の中が単純ならいいのに。このグラフみたいに。 「ひきこもり傾向」があると「暴力的になりやすい」?果たしてそうでしょうか。この世界のあらゆる自然現象や社会現象では、2つの物事が単純に結びつくことなど極めて稀です。結びついたとしても、その関係…

被害者意識の先の加害性 ~川崎殺傷事件に褪めた傷が疼く~

著・写真 ゆりな 川崎殺傷事件、練馬ひきこもり長男殺害事件から残酷にも時は経過し、1ヶ月という月日が私に問いかける。 今日に至るまで「ひきこもり」というワードを核にして様々な議論が行われ、多くの人の意見や見解が述べられた。 事件の究明を急ぐもの…

「毒父・碇ゲンドウ」ひきこもり時代の「エヴァ」の思い出

(文・画像 Toshi) ※当記事には、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のネタバレが含まれております。 「ひきこもり」として過ごした90年代 1990年代。宗教団体の化学兵器テロや、中学生の児童殺傷事件が起こり、「世紀末」や「少年の心の闇」が語られていた時…

フランスのひきこもり当事者アエルの激白 第1回「ボクはどうしてひきこもりになったのか」

内容は読んでいて苦しい。性的な表現や、残酷な描写がたくさん出てくる。そういうものが苦手な読者の方は、お読みにならない方がよいと思う。しかし、それはただ痛々しいわけではない。ひきこもりという現象に関する、社会の表で語られざる真実がまた一つこ…

ひきこもりの幸せ、世間並みの幸せ、秘密基地の幸せ

文:Longrow(ロングロウ)画像1枚目「人物模型と住宅模型」:写真AC、photoBさまによる画像画像2枚目「秘密基地」:写真AC、いおりんさまによる画像 1.中学3年生のときに、数学の授業でこんな式を知った。 から始めて、、、、、...、と、半分にしながら延…

昔ひきこもりだった有名人・芸能人たち

(文・湊 うさみん) 今は輝かしい活躍をしているけれど、昔はひきこもっていていたという方は案外たくさんいます。その方たちの中で、名前を出しても問題ないであろう有名な方たちを紹介します。 家入一真さん 起業家。 中学生の時のいじめが原因で不登校と…

私は犯罪者予備軍である。あなたは? ~川崎事件が改めて突きつけたもの~

「明日は自分があんなことをしでかすんじゃないかと不安です」。川崎事件の直後、筆者のもとへ寄せられたひきこもり当事者仲間からのメッセージ。市井の偏見に立ち向かうもう一つの道をさぐる。

いのちを窒息させられていた 山本菜々子画集 2006-2019

(編集 喜久井ヤシン) 今回は、アーティストの山本菜々子さんの作品をご紹介。山本菜々子さんは、不登校・ひきこもりの経験を経て、現在はデザインの仕事をしています。「自分」とは何か。「表現」とは何か。さまざまな痛みが描かれた作品には、社会の中で…

無知に芽生える偏見 ~川崎・練馬事件に見える人の視差~

文・写真 ゆりな 新聞、テレビ、インターネット、SNS…… 黒い文字は今日も広がり、人々の思考のすきまへ訴えかける。 文字は人々の脳の溝になだれ込み、徐々に染め上げ、そこに価値観を作り上げていく。 「知らない」ということは、価値観の狭窄をもたらし、…

「調子が悪い」を説明してみる

(文・葉) 皆様はじめまして。葉(よう)です。 今回僭越ながらフリック入力でお初にお目にかかります。 空の色が赤かったら 朝起きた時、前日までは青だった空の色が赤かったら、すわ、さては夕方まで寝てしまったのか? それとも異世界に転生したか? な…

【ひきこもりと地方】 岩手県釜石市 女性ひきこもり経験者  土橋詩歩さんインタビュー 第1回「あの履歴書はもう二度と見ることはない」

次の仕事を探し始め、新しい履歴書を書いた。もう、あとは投函するばかりにして、家に置いたままコンビニへ。ところがその時、あの地震と津波がやってきたのだった……

小説家・平野啓一郎さん講演 シューレ大学20周年記念イベントのご案内 

(編集 喜久井ヤシン) ※こちらのイベントは終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。 2019年6月22日(土)に、「自分から始まる生き方を創る~シューレ大学20周年記念イベント」が開催されます。イベントでは、学生たちによるシンポジウムや、…