「ひきこもり親子公開対論」がテレビ番組になりました。さまざまな制約から、アバターを使った議論番組に。
今回は、2000年代前半に発行された「ひきこもり当事者のための雑誌」3点を紹介します。まだ「ひきこもり」という言葉が広まったばかりの時代、当事者たちは何を考え、何を発信していたのか。知られざる「ひきこもり」の歴史を発掘します。 Ⅰ 2000年創刊の文…
『冊子版 ひきポス』のバックナンバーをご案内します。 『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディアです。 生きづらさ問題を当事者目線で取り上げ、当事者・経験者・家族・支援者へ、生きるヒントになる記事を届けることを目的…
自分の父親と対話が困難な娘のひきこもり当事者が、父親とほぼ同じ齢のひきこもり当事者であるぼそっと池井多を父親に見立てて、ふだん言えない言葉や問いをぶつけてみた。第3回「ひきこもり親子公開対論」で好評だった一幕を記事化してご紹介。
昨年までの「ハートネットTV」の拡大版。今回は5人のHIKIPOS執筆陣がお届けします。ひたすら自分と向き合い、考え抜き、もがいてきた私たちの言葉を、どうぞお聴きください。
ひきこもり経験者による、約1000文字のショートショートをお届けします。〈生きづらさ〉から生まれた小さな世界をお楽しみください。 とおふじさおり『生い立ちに名はない』より 生きづらさコンサルタント はじめまして。 このたびは、〈生きづらさコンサル…
(文・南 しらせ) 前日の夜に録画しておいたアニメを、朝起きてから見る。そんな生活を断続的に5年ほど続けている。世間一般のひきこもりのイメージ像をそのまま反映した、典型的なひきこもりみたいだなとも思われるかもしれない。それでも構わないと、私個…
孤立していた歳月の淵源をたどっていくと、そこには静かな湖面に一滴の墨を垂らしたような記憶が潜んでいた。それはどこにでもある、いつもやってくる、平凡な夏休みのことだった。……
The origin of the isolated years had memories of what looked like a drop of black paint on the surface of quiet lake. It was a summer vacation that started as usual, as everywhere.
(文・杉本しほ) 11月11日、わたしは転校した。「ポッキーの日だから」と隣の子がポッキーをくれたからよく覚えている。 「杉本志穂です。兵庫県明石市からやってきました。よろしくお願いします」と自己紹介したにも関わらず、担任の先生は「杉原さん」と…
(文・編集長 石崎) ひきこもりを主題にしたNHKのドラマ「こもりびと」が11月22日(日)21:00~に放送されます。 www3.nhk.or.jp こちらの制作にあたり、HIKIPOSが参考資料として使われています。主演の松山ケンイチさんが役作りのために熟読されたとおっ…
最終回は、当事者であるともやんさんが「中高年・長期ひきこもり」をテーマにイベントを企画をした経緯について伺いました。首都圏とは違う、中高年ひきこもりの状況とは一体どんなものなのでしょうか。
今回は、〈歩くこと〉がテーマのエッセイです。孤立によって「外をうまく歩けなくなる」とはどういうことか。哲学的な当事者手記をお届けします。 街なかを歩いているときに、人の外見ではなく「歩き方」そのものに着目することはあまりないだろう。しかし「…
大学卒業時、就職活動の際にひきこもりになった筆者が、それより前の歴史を掘り起こし、ひきこもりになった真の原因を探り当てていくスリリングな手記。
ひきこもり経験者による、約1000文字のショートショートをお届けします。〈生きづらさ〉から生まれた小さな世界をお楽しみください。 あしざわたつる / 精霊たちの楽園 3.8メートルの悲しみ ヨルヒコ君は、8歳のときに突然、3.8メートルになった。 それはや…