ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

【お知らせ】おしゃべり空間×お仕事空間×発見空間

ひきポス編集部員のよしだからのお知らせです。 ソーシャルスタンドでは、2018年10月14日に、『おしゃべり空間×お仕事空間×発見空間』を開催します。 -------------------------------------------------------〇どんな空間?------------------------------…

【お知らせ】ひきこもりの部屋写真を募集中!「アイムヒア プロジェクト」

自身も3年間ひきこもり経験のある現代美術家・渡辺篤が中心となり、ひきこもり当事者自身で撮影した部屋写真を匿名で募集をしている。 写真表現による当事者発信だ。渡辺が写真を集め、自身が普段活動している現代アートのジャンルの手法を用い、今回は写真…

ひきこもり歴30年の私がひきこもるまで…

(文・みか) 46歳女性。現役ひきこもり当事者。16歳から30年間、精神科通院以外はひきこもっている。 www.hikipos.info 「いい子」になる他なかった 私はいわゆる「いい子」だった。 幼少の時より、父は仕事で朝8時頃出て、翌朝の3時まで帰ってこなかった…

特集「ひきこもりと恋愛・結婚」ひきポス3号発売!

表紙イラスト:T光 ご購入はこちらのサイトから amazonで購入 amazonで購入(応援価格) ひきポスが第3号に選んだテーマは「ひきこもりと恋愛・結婚」です。このテーマが語られること自体、とても少ないのではないでしょうか。どこかタブーのように扱われて…

Amazonで「ひきポス」買えます。

完全書き下ろしの手にとって読める冊子版「ひきポス」が、よりお買い求めやすいよう、BASEだけでなくAmazonでも取扱を開始いたしました。 ぜひこのご機会にご購入下さい! (画像をクリックで商品ページ) 「ひきポス」各号の当事者価格販売は、引き続きBASE…

NHK NEWS WEB 「それでも、誰かと…」動画配信でのつながり

(文・Longrow) (写真・写真AC) NHK NEWS WEBさんのweb記事「それでも、誰かと…」が公開されました。このweb記事中に私が登場して、ネットによって人とつながった感覚を得たという話が載っています。これはひきポス第2号「こうして人とつながった」に掲載…

ひきこもりマウンティング Ⅱ

(著・ゆりな) 私がマウンティングしているのなら、他にも 「自分は人より、ましな引きこもりだ」と思っている参加者がいるのではないか そう思った途端、思考が止まり、体が震えた。 今日、誰かとアドレスを交換して、連絡を取り合うことになったとしても …

ひきこもりマウンティング  Ⅰ

(著・ゆりな) 同じ当事者を目の前にして思う。 「引きこもり時代の苦しみは、私より"まし"だったんでしょ?」 私が初めて、女性だけの引きこもり当事者会に参加した時の真情だ。 会場に入り、ホワイトボードを囲むように設営された椅子には、大勢の女性が…

ひきポス2号発売!特集「こうして人とつながった」

ひきポス2号 特集「こうして人とつながった」 ご購入はこちらのサイトから 今号でひきポスは第2号となります。ひきポスwebにてひきポスをご愛読くださる皆さま、創刊号をお手に取ってくださった皆さまのおかげで、こうして第2号を刊行することができました。…

ワケあり女子のワケのワケ ①「かすがいになった子」

不登校・ひきこもりに始まり、結婚・離婚、パワハラ離職など、そこそこ波乱続きの30年でした。この度縁あってこのような連載の場をいただきましたので、ちょうど31回目の誕生日を迎えることもあり、今まで秘密にしてきた恥ずかしいことの数々を全部さらけ出…

当事者と経験者の溝の正体  

(著・ゆりな) www.hikipos.info ひきこもりの集まりに参加した帰り道、 私は、1つの言葉を反芻していた。 当事者の私が、ひきこもり界隈に参加し始めたのは去年の冬。 経験者の話を聞きたい 抱え続けているツラさを話し、自らの過去を客観的に捉えたい 自…

【当事者手記】自信のなさが自分を殺した

著・ゆりな 自信喪失 17年間という間、私は自分に自信がないまま生きている。 自信喪失の始まりは小学生の頃。 もともと物事を敏感に感じとりやすい性格もあり、たまたま同じ年に同じ地域で生まれた寄せ集めと過ごす集団生活は、私にとって苦行でしかなかっ…

「僕らは不幸になるために生まれたのではない」漫画家カトーコーキさんインタビュー

カトーコーキさんのデビュー作「しんさいニート」(イースト・プレス)は、3・11の震災で、福島の故郷を失うところから始まり、やがてうつを発症し、自分自身の半生と向き合っていく。正しさを押しつけてくる父親との葛藤など重厚な読み応えのエッセイ漫画で…

【告知】ひきこもりUXフェス VOL.2 ~2018年2月25日(日)@東京ウィメンズプラザ~

ひきこもりUXフェス VOL.2 ~2018年2月25日(日)@東京ウィメンズプラザ~ ひきポス編集長の石崎も理事を務める「一般社団法人ひきこもりUX会議」からのお知らせです。 2016年以来2度目の開催となる今回のフェスは、「固有の体験」をもつ一人ひとりの集合地…

ひきポス創刊号発売!特集「なぜ、ひきこもったのか」

ひきポス創刊号発売!特集「なぜ、ひきこもったのか」 ひきこもり当事者発信メディア「ひきポス」では、WEBにアクセスしづらい方のためにも、実際に手に触れ、紙をめくって読める媒体が必要だろうと考え、冊子版を制作いたしました。 創刊号である今号では、…

ピアサポートゼミナールから学んだ”理解の力”

頼りになりたい相談者は紅葉坂を登った なぜ、ピアサポートゼミナールに興味を持ったのか 支援施設での葛藤 ひきこもり大学ピアサポートゼミナール活動報告会へ行く 昔をふりかえれば… ひきこもり始め ネットで見つけた心の衝動 ひきこもりからの解放 担当相…

お知らせ:「女性のひきこもり・生きづらさについての実態調査2017 当事者の皆さまへのアンケート」へのご協力のお願い

ひきポス編集長も理事を務める「一般社団法人ひきこもりUX会議」からのお知らせです。 女性のひきこもり・生きづらさについての実態調査2017 当事者の皆さまへのアンケートにご協力ください! アンケートへのご回答はこちらから >女性のひきこもり・生きづ…

一人一人が100%働けなくても、何人かで100%にする

(取材/編集 Toshi・石崎) 前回 www.hikipos.info www.hikipos.info ボランティアから正社員まで、柔軟な働き方を用意 質問:「めちゃコマ」で働きたいという、ひきこもり当事者がおられたら、応募すれば働けるような仕組みがあるのでしょうか。 佐藤:何段…

「(株)ウチらめっちゃ細かいんで」社員のひきこもり経験

(取材/編集 Toshi・石崎) www.hikipos.info 前回 www.hikipos.info 質問:改めまして、社員の皆様のひきこもり当事者歴をお伺いしたいと思います。 執行役員 最高執行責任者(COO)山瀬健治氏(以下山瀬):大学には現役で受かったのですが、ADHDの症状で…

減点法で長所を潰さない。ひきこもり当事者の長所を活かす、”ニュータイプ”の企業が誕生

株式会社ウチらめっちゃ細かいんで 記者会見 (取材/編集 Toshi・石崎) 広報マーケティング担当・三池氏(以下三池):「1日速習」講座などのビジネス研修を手がけるフロンティアリンク株式会社により、株式会社では日本初となる「ひきこもり当事者・元当事…

ひきこもりは終わらない 〜「ふつう」に見える当事者たち〜

画像:Sweetie187 (著者S.S /30歳 男性) 平成が生んだ"ひきこもり" 残りわずかとなったこの平成の時代には、「オタク」や「ニート」といった若者にまつわる言葉が社会に広まった。今年で30歳になった私くらいの世代は、「ゆとり世代」や「ミレニアル…

ひきポスとは?

(文・石崎) 当事者や経験者の生の声を発信する 『ひきポス』は、ひきこもり当事者や経験者の生の声を発信する情報発信メディアです。ひきこもりや生きづらさ問題を当事者目線で取り上げていきます。 ひきこもりは「部屋から出たら終わり」と思われがちです…