ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

地方

【ひきこもりと地方】 岩手県釜石市 女性ひきこもり経験者  土橋詩歩さんインタビュー 第2回「東京のようには、うまく行かないひきこもり当事者界」

ひきこもりはいるはずなのに、その情報が、その地方でひきこもりの当事者会をやろうとしている人の耳に入ってこない。援助職の「守秘義務」が壁になることもある。東京のようにはうまく行かない地方のひきこもりの実情を語る。

【ひきこもりと地方】沖縄のひきこもり当事者タイキさんインタビュー第3回「お金の話から切り出される"心のケア"」

自殺未遂をして集中治療室に15日。出てきた彼に突きつけられたのは、とんでもない額の請求書。それからというもの病院にかかるたびにお金の話をされ、さまざまな関係がこじれていく・・・医療機関が少ない田舎にありがちなエピソード。

【ひきこもりと地方】 岩手県釜石市 女性ひきこもり経験者  土橋詩歩さんインタビュー 第1回「あの履歴書はもう二度と見ることはない」

次の仕事を探し始め、新しい履歴書を書いた。もう、あとは投函するばかりにして、家に置いたままコンビニへ。ところがその時、あの地震と津波がやってきたのだった……

【ひきこもりと地方】沖縄のひきこもり当事者タイキさんインタビュー第2回「発見された時には泥水に顔を突っこんでいた」

150錠ほど薬をのんでしまってから、 最後に牛のことが気にかかって、フラフラになって牛舎にやってきた。ひきこもり、うつ、自殺未遂…。沖縄に生きる一人のひきこもり当事者のロング・インタビュー、第2回。

【ひきこもりと地方】沖縄のひきこもり当事者タイキさんインタビュー第1回「動けなくなって、泣く泣く牛さんを売りました」

地方のひきこもりには地方に独特の生きづらさがある。そして、それは地方の特色が反映され、地方ごとに違っていたりもする。島々から成り立つ南の国、沖縄。そこに生きる一人のひきこもりのロング・インタビュー、第1回。

東日本大震災とひきこもり ― 鎮魂の沿岸から

東日本大震災を機に、ひきこもりから出て、がぜん活動的になり、自分が住んでいる村や町の復興に活躍するようになったひきこもりの方がいる。 一方では、避難せず、そのまま津波に呑まれてしまわれたひきこもりの方もいる。 二人を分か断ったものは、いった…

ワケあり女子のワケのワケ⑲ 絶望のマインドフルネス(後編)〜自己からの解放

それは「自己」からの解放だった。 この世界のあらゆるものに受け入れられた気がした。 モノクロだった世界が鮮やかに色づき始めた。

ワケあり女子のワケのワケ⑱ 絶望のマインドフルネス(前編)〜他者への恐怖

なぜ私は生まれてきたのか。 なぜ私は生きているのか。 なぜ私はまだ死んでいないのか。 なぜ私は、特に生きたいという意志もないのに、 腹が空いたら目の前のスナックを食べ、 「もっと身体によい物を食べなければ健康に悪い」などとつい考えてしまうのか。…

ひきこもり経験者サイトウマコトさん後篇「やべえ。このままではぼくも死んでしまう」

北九州で自分と同世代の青年が餓死した。モノがあふれる今の時代の日本で。その事実に衝撃を受けた彼は……。 ひきこもり経験者サイトウマコトさん講演抄録の後篇。

ひきこもり経験者サイトウマコトさん前篇「人が仕事を選ぶのは自由。でも、ぼくはこうして社会とつながった」

他人が仕事を選ぶのは自由。でもぼくはともかく「自分のやりたい仕事と、自分が向いている仕事はちがう」と言い切れる。面白くないけど、何とか続けられそうだから、今の仕事をやっている。…… ひきこもり経験者サイトウマコトさんが語る就労論。

ワケあり女子のワケのワケ⑰ 「ニート」という言葉〜無所属の苦しみ

ああ、それ私じゃん、と思った。 そうか、どうやら私はいま世間から「ニート」と呼ばれているらしい。 そしてそう呼ぶテレビの声はやや迷惑そうに聞こえた。 そりゃそうだ。そんな若者が増えたら社会は困るに決まっている。 そんなことぐらい、私だってわか…

【ひきこもりと地方】福井のひきこもり支援者 西見幸雄さんインタビュー後篇「福井のひきこもりの多さは人口比全国トップだと思う」

福井のひきこもりの多さは人口比で全国トップという。原因は何か。どのような地方性があるのか。そこにはすべての地方に共通する要因も見いだされてきた。

【ひきこもりと地方】福井のひきこもり支援者 西見幸雄さんインタビュー前篇「不登校やひきこもりの子どもたちは、ものごとの本質を見抜く力が強いんです」

先生の中にも不登校やひきこもりの経験者がおり、そういう人たちは生徒たちのことをよく理解しています。しかし、上司からの理解がなく、思うように動けないことが多いのです。……

ワケあり女子のワケのワケ⑯ 高校中退という選択

(実家の集落近辺。撮影:ワケあり女子) こんにちは!ワケあり女子です。 Twitter(@wakeali_joshi)が全然更新できません!やばい、三日坊主だってバレる……! そのうち慌てて更新しますのでどうか生ぬるい目で見守ってやってくださいm(_ _)m そんなワケで…

ワケあり女子のワケのワケ⑮ 地方で精神医療に通うということ

(福井の空模様はいつも不安定。撮影:ワケあり女子) こんにちは!ワケあり女子です。 2週連続お休みしてすみません…!今日はもう、言い訳しません。 10月からは毎週水曜日の更新になりました。変わらずご愛読いただけると嬉しいですm(_ _)m あ、あと、twit…

ワケあり女子のワケのワケ⑭ 「家族」って何だろう〜祖母・伯母と暮らして

(福井の田んぼ。そろそろ収穫の時期。(写真:友人提供)) こんにちは!ワケあり女子です。 台風がひどかったですね・・・みなさまご無事でしたでしょうか。私は無事元気に過ごしております。実家に慌ててLINEしたら「屋根ぶっ飛んだ」と言われ、本気で心…

ワケあり女子のワケのワケ⑬ 目の前の学歴格差

(福井県・三国町の海。不登校時代に友達と訪れた。(写真:友人提供)) こんにちは!ワケあり女子です。先週もいきなり休載してすみません泣。急な引っ越しで心身ともにバテておりました・・・って、ワケあり女子ならぬ言いワケ女子になりそうです汗。 残…

ワケあり女子のワケのワケ⑫ 教師がくれた手紙と差別

こんにちは!ワケあり女子です。世間はお盆休みのようですね…お盆とか関係なく常に休んでいたいです。平成最後の夏とか言われても特にやることないですね。てかいろんな事情で来年以降も各所で平成使われ続けるんですよね?じゃ別にいいじゃん!と開き直って…

ワケあり女子のワケのワケ⑪ 親から離れて〜ひとり暮らしで身につけたこと

(自宅近くの湖。稲がずいぶん育っていた。撮影・ワケあり女子) こんにちは!ワケあり女子です。先週は予告なく休んですみません…!ついに夏風邪をひきました。最初は熱中症かと思いました。妙な気候に身体がやられてます…みなさんも気をつけてくださいね。…

ワケあり女子のワケのワケ⑩ 相談室登校、また不登校

(JR北陸本線沿い。帰省するたびに目にする景色。撮影・ワケあり女子) こんにちは!ワケあり女子です。暑すぎて日傘買いました。この暑さ、まじで命に関わるのでみなさま念入りに対策してくださいね。 記念すべき?連載10回目なので、また予言しようと思い…

ワケあり女子のワケのワケ⑨ 家族が苦しい

(自宅近辺の加賀市内の様子。家族で買い物に行く際によくこの辺りを通った。撮影・ワケあり女子) こんにちは!ワケあり女子です。ここ最近「暑いですね」としか言ってない気がする。。 日焼け止めが切れそうなのにAmazonで買うの忘れてて猛烈に後悔してい…

ワケあり女子のワケのワケ⑧ その暗い部屋のなかで〜「不登校」から「ひきこもり」へ

(自室から見える風景。見たくもない風景。撮影・ワケあり女子) こんにちは!ワケあり女子です。 梅雨が明けたらしいですね。ですよね。暑っついですもんね。洗濯物が一瞬で乾く以外に全く夏の恩恵を受けられていない残念女子です。みなさまいかがお過ごし…

ワケあり女子のワケのワケ⑦ アイデンティティ・クライシス〜自己と世界の崩壊

高校前のバス停。何年経ってもこの景色を見るのは辛い(撮影・ワケあり女子) こんにちは!ワケあり女子です。いやあ、暑いですねえ。日焼けをどうしても避けたくて帽子とサングラスをしていたら、とても怪しい見た目であることに気づいてしまいました。 し…

ワケあり女子のワケのワケ⑥ そしてひきこもる〜ある日、身体が動かない

昨冬の北陸豪雪。あの日も雪が降っていた(撮影・ワケあり女子) こんにちは!ワケあり女子です。先週予告しちゃったので、最後の数行でギリギリひきこもりました。。滑り込みセーフ?引っ張れるだけ引っ張って、最後さらにCMで引っ張るテレビ番組の手法をし…

ワケあり女子のワケのワケ⑤ 学校教育への怒り〜「ゆとり教育」と、見せかけの平等

実家の門を背にして。この狭い道が世界への唯一の接点。(撮影・ワケあり女子) こんにちは!ワケあり女子です。ついにここまできた・・・!たぶん次ひきこもります、次。なんで嬉しくなってるんだろう。ひきこもりの報告がこんなに嬉しいのは初めてです笑 …

ワケあり女子のワケのワケ④ 地方が苦しい

地元の電車から見える景色。平野部は一面に田んぼが広がる。晴れやかな田園風景も当時の私には苦痛の象徴だった。(撮影・ワケあり女子) こんにちは、ワケあり女子です。どうしようこの連載、一向にひきこもる気配がない……。納豆食ってる場合じゃない。なの…

ワケあり女子のワケのワケ③ 母のくれた毒リンゴ

食卓とリンゴ。リンゴは毒入りでもあるが、遥か昔は智慧の実であり、万有引力の法則を導いた実でもある。この写真を撮ったスマホにもリンゴのロゴマークが。(撮影・ワケあり女子) こんにちは、ワケあり女子です。近頃は食欲の暴走を止められません。夕飯食…

ワケあり女子のワケのワケ② “母”という名の子ども

実家近くの温泉街にて。荒れた空き家の店先に閉じ込められたボロボロの人形に、幼い頃の自分をつい投影してしまう。(撮影・ワケあり女子) こんにちは、ワケあり女子です。連載にあたり新しくはてなIDを作りました。 これを機に過去の恥ずかしいブログを全…

ワケあり女子のワケのワケ ①「かすがいになった子」

不登校・ひきこもりに始まり、結婚・離婚、パワハラ離職など、そこそこ波乱続きの30年でした。この度縁あってこのような連載の場をいただきましたので、ちょうど31回目の誕生日を迎えることもあり、今まで秘密にしてきた恥ずかしいことの数々を全部さらけ出…

「なぜひきこもったのか」私を10年閉じ込めた「牢獄の村」 前編・少年時代

(文・Toshi) 中学校に行けなくなり、10年ひきこもる 私を「ひきこもり」にした「牢獄の村」 いじめが放置され、先生も加担する「悪魔の中学」 私を閉じ込めた「地上の牢獄」 中学校に行けなくなり、10年ひきこもる 私は中学校時代に受けたいじめをきっかけに…