当事者手記
I am becoming an “adult” that I didn't want to be that much I confined “myself” in my vessel in the past Because I stack to being pure... Painful feelings described by a hikikomori girl.
撮影・マナキ www.hikipos.info (文・マナキ) “この薄い紙でさえ、僕の指を切った” CHAGE&ASKA 「HEART」より 199X年のとある日、東京の一軒家にて... 当時小学校3年生だった私は、暇つぶしに自宅のリビングで図鑑を眺めていた。するとそこへ母がやってき…
「養ってもらってるんだから、ありがたいと思いなさい!」 母の言葉を浴びながら、私は肚の底で何を想っていたのだろうか。…… ぼそっと池井多が少年時代を振り返り、精神的虐待の構造をひもといていく、スリリングな当事者手記!
(文・南しらせ) 声優という職業に、私が憧れを抱く理由。それは華やかな世界の裏側で、日々戦い続ける彼らのしなやかな強さであったり、何度転んでも起き上がる姿をかっこいいと思うからだ。 私が声優ファンになったわけ 私はアニメや声優が好きだ。私にと…
(文・南 しらせ) 最近はSNSや買い物など、なにかとスマホが手放せない時代だ。「スマホは命」と言っても過言じゃない。私にとっても、スマホは命だ。みんなとはちょっと違う意味でだけど。 許されるためには、すべてを手放さなければならない 大学を進路未…
生活保護についての記事は需要があると思ったのですが、受けている当人にとっては「何を書いていいのかわからない」とのことで、Q&A形式にしてみました。 インタビュアー:湊うさみん インタビューイ:葉 Q1.なぜ生活保護を受けようと思ったのでしょうか? …
(文・マナキ) この記事が出る頃であろうか。2月初旬は中学受験のシーズンでもある。 今年も東大合格者を多数輩出する“御三家”中学の合格発表の様子がテレビで流れ、お茶の間でも見られることであろう。 昨今、この中学受験がどうやら過熱気味という話を最…
不登校やひきこもりの子をもつ親にとって、テレビゲームは悩みの種です。やりすぎを規制しようという自治体も出てきました。はたしてゲームは問題の原因なのでしょうか。子どもの側からの声をお届けします。 (文 喜久井ヤシン 画像 Pixabay) ゲームがなけ…
(文・南 しらせ) 年末年始のTV特番。TVの傍にある録画レコーダーが、胃に映像を入れようと懸命に働いていた。彼に暴飲暴食を強いていることを申し訳なく感じつつ、一方で私はそんな彼を少しうらやましくも思うのだった。 レコーダーをうらやむ私 年末年始…
(文・湊 うさみん) 病気やケガになるとテンション上がりませんか。 別にそういう性癖ではありません。理由としては、三つ上げられます。 1.心配してもらえる2.死に近づくことができる3.ごろごろしてても病気だからという言い訳ができる 普段は差別さ…
昨年7月から連載でお送りしてきた「ひきこもりフランス」の創始者アエルの壮絶な半生の記、ここに感動の完結。「ひきこもり問題の解決」ではなく、「ひきこもりという解決」を提示する。
(文・湊 うさみん) お正月といえば親戚で集まるのが定例行事となっています。年始くらい血縁者で集まってぱーっと楽しもうという趣旨なのだと思います。 しかし、ひきこもりにとっては地獄です。 久しぶりにあった祖父母は私にこう聞いてきます。「最近ど…
(文・湊 うさみん) Aさんはミュージシャンを目指し、バンドをやっていました。インディーズでそこそこ売れたものの、そこそこ止まり。プロとして生計を立てるまでには至りませんでした。 その後、音楽をやめてフォトグラファーになりました。あらかじめ音…
(文・湊 うさみん) 以下のような会話があったとします。 編集長「うさみんの記事おもしろいね。いい感じだよ」うさみん「そうかな。ありがとう」 この時、私は「そんなわけないのに。お世辞言われても微妙な気分だなあ」と思っています。 また、このような…
彼らの幸福には、まるで体臭のようにけっして演じられたものではない自然さと確かさが漂っていた。それは、はたして今の日本のひきこもりが持てるものだろうか。私は思わず目を伏せ、足早に店を出た。……
(文・湊 うさみん) うつ病で気力がなさすぎて歯が磨けません。 よくよく考えてみれば、遊ぶことすらまともにできないんです。それなのに、歯磨きなんていうつまらない作業をできるはずがないんです。 歯磨きって歯ブラシを上下左右に動かしているだけです…
(文・湊 うさみん) 1日13時間寝てしまいます。 「さすがにひきこもりとはいえなまけすぎでは」と思った方、ちょっと待ってください。 普通なら8時間くらい寝たら目が覚めてそれ以上眠れなくなるんです。ぶっつづけで13時間寝るのは過眠症という病気であっ…
当事者の喜久井ヤシンさんは、ひきこもりや不登校になった「原因」がはっきりせず、人にどう説明するかをずっと悩んできました。しかし最近になってようやく「原因」がわかるようになったといいます。今回は、特に親御さんと支援者に聞いてもらいたい「原因…
(文・湊 うさみん) 私は50歳になるまでに死ぬような気がしています。 私ももうアラフォーですし、8050問題は先のことでも7040問題は他人事ではないはず。完全に自分事なのですが、自分のこととして考えることができないのです。 それはなぜかというと、私…
(文・湊 うさみん) 結論から言えば儲かりました。 そもそも私がFXを始めたのは、生活費のためです。アラフォーにもなって親にお小遣いをもらって生活している身ですから、なんらかの収入源がほしかったのです。 しかし、普通にバイトしようとしても落とさ…
(文・写真 喜久井ヤシン) 戸塚ヨットスクールから見た知多湾の風景 教育で子どもが死ぬというありえないことに、多くの人が慣れてしまっている。 ガッコウは苦痛を与えて、子供たち自らに命を絶たせている。 私自身、8歳のころからガッコウに通わなくなり…
(文・湊 うさみん) 予定を守りすぎてしまいます。 意味がわからないと思いますが、一部の人にはピンとくるのではないでしょうか。予定を過剰なまでに意識してしまい、疲れてしまうのです。 例えば、予定の一日前には、事前に脳内でイメージトレーニングし…
今回はひきこもり当事者による、〈戸塚ヨットスクール〉への旅行記をお届けします。戸塚ヨットスクールは、80年代に多数の死者を出して社会問題となった団体。しかし現在でも運営が続けられており、在籍者の自殺などが発生しています。本稿は、その戸塚ヨッ…
(文・湊 うさみん) キャラバクラ・ホストクラブは地獄です、 初対面の人と二人きりで会話を盛り上げなくちゃならないのが、私にはハードルが高すぎます。 思えば、私は昔から二人きりというシチュエーションが苦手でした。相手が友達や家族、同僚など誰で…
巨大な台風が近づいてくる。でも、まだ安全だ。避難所へは行きたくない。なぜなら、そこには近所のオバサンがおおぜい居て、近所づきあいが始まってしまうから。でも、これでいいのだろうか。……ひきこもり当事者が災害時にかかえる葛藤。
昭和50年代と現在では様子が随分と変わり、この時代には見過ごされてきたことも今ではイジメと認定されるようになりました。 職場のセクハラやパワハラ同様に。「だからもういいではないか。今はそうなったのだから。令和になった年に昭和の昔話など聞いて…
「記憶力を鍛えよう!」……といった言葉はよく聞かれます。しかしひきこもり状態のように、心が疲れているときには、むしろ「忘れていく力」こそが大事なのではないか?今回は、記憶をテーマにした当事者手記をお届けします。 (文・写真 喜久井ヤシン) 「ど…
18歳になったアエルはコンピューターの専門学校に進み、そこでドラッグに誘われるようになる。幼いころあれほど欲しくても得られなかった「友達」が、ドラッグを介すれば、驚くほどかんたんにできることを知った彼はうかれた日々を送る。ところが……
新たな挑戦がしやすいのは、「絶対に成功しなければならない人」よりも、「失敗しても大丈夫な人」だ——。「ひきこもり支援」は、当事者が働けるように急かすけれど、それは正しいやり方なのか。当事者によるひきこもり支援論をお届けします。 (文・写真 喜…
ひきこもり支援の中には、ひきこもりを「救う」とうたう団体があります。しかしひきこもり当事者は、そもそも「救われたい」のでしょうか?今回は、ひきこもり支援のあり方に一石を投じる、当事者からの支援論をお届けします。 (文・写真 喜久井ヤシン) 「…