【コロナ対策】コロナで大変な今だからこそみてほしい、ひきこもりがおススメするアニメ5選

f:id:Shirase_M:20200410235454j:plain

（文・南しらせ）

新型コロナウイルス拡大防止のための「緊急事態宣言」によって、みなさん自宅で生活される時間が増えていると思います。ただ自宅にいても「不安やストレスで辛い」、「どう過ごしていいか分からない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回はひきこもり当事者でアニメオタクである私、南しらせが、コロナで大変な今だからこそ見てほしい、おススメのアニメを紹介します。

人間の体内を舞台にした、独創的な世界観が面白い作品です。赤血球や血小板などの体の細胞を、魅力的なキャラクターに擬人化し、彼らが体内ではたらく日常を楽しく描いています。

新型コロナウイルスは未知の部分が多く、現時点でワクチンなども開発に至っていないのが実情です。しかし私たちの体はこんな非常時でも、24時間365日、休むことなく頑張ってくれています。そんな彼らの姿に「コロナに負けないぞ！」という元気や、勇気をもらえると思います。

経済をテーマにしたアニメです。ある日、主人公・大学生の余賀（よが）は「金融街」という謎の世界で、突然マネーゲームに参加することになります。

余賀は金融街での戦いを通して、お金とは何か、未来とは何かについて考えを深めていきます。そして物語の終盤、「C」という世界的な金融危機が金融街を襲います。未曽有の事態に直面した余賀は、一体どんな選択をするのか？　物語の結末に、最後まで目が離せません。

コロナの影響で経済的な不安を抱えている方にとっては、お金や時間について改めて考えさせられる、きっかけになるかもしれません。

社会現象にもなった人気作です。主人公のおそ松たち6つ子が「成人したものの全員ニート」という奇抜な設定が話題を呼びました。ひきこもり当事者の私としては、フィクションといえ素直に笑えない設定なのですが、今はそんなことを気にしている状況ではありません！　

1話に色々なお話が入っている、オムニバス形式の作品です。笑える話やくだらない話、意味が分からない話など、バラエティに富んだ内容で、毎話飽きずに楽しめます。

「自粛ばかりで気が滅入る……」という方には、もってこいの作品です。また2期・劇場版もありますので、気になった方はそちらも是非。

人類の歴史を紐解いてみると、私たちはこれまでも、感染症との闘いを繰り返してきました。そしてその闘いを制した大きな原動力が、科学の進歩です。本作のテーマは、その科学です。

主人公・千空（せんくう）は、突然発生した謎の現象によって、体が石になってしまいます。その後千空は覚醒しますが、目の前に広がっていたのは、文明が退化した原始の世界でした。しかし千空は天才的な科学知識を駆使し、自分たちの手で現代文明をよみがえらせる、という大きな目標を掲げます。

作中では主人公が、万能薬「サルファ剤」を開発し、病人を救うというお話もあります。人類の英知の結晶である、科学の歴史を知ることで、コロナと正しく向き合う知恵を学べるかもしれません。

これは完全に筆者の独断と偏見でのチョイスなのですが、とにかく涙を流して、うつうつとした気持ちをスッキリさせたい！という方におすすめの作品です。日本に住む普通の女の子4人が、はるか遠く南極を目指して奮闘する、一風変わった青春アニメです。

青春したいと思っているけれど、なかなか一歩を踏み出せないでいる女子高生。南極で行方不明になった母を追い、南極を目指す娘など。偶然出会った4人は様々な出来事を通して、泣いたり笑ったりしながら、少しずつ絆を深めていきます。

泣ける場面がたくさんある、感動的な作品です。最後まで見れば、きっと心も晴れやかになるはず！

これらの作品は、動画配信サービス（Hulu、Netflixなど）を利用すれば、自宅にいながら手続きや視聴ができて便利です。紹介した作品のHPなどから、対応している配信サービスを確認してみて下さい。

まだまだ先行きの見えない状況が続きますが、自宅で何か一つでも楽しみを見つけて、前向きにひきこもりたいですね。みんなで協力して、この困難を乗り切りましょう！

※※※※※※※※※※※※※※※

執筆者　南しらせ

ひきこもり歴5年目の当事者。学生時代から人間関係に難しさを感じ、中学校ではいじめや不登校を経験。アニメ・声優オタク。好きなアニメは「宇宙よりも遠い場所」。ペンネームの由来もこの作品から。