(文・南 しらせ) 「南さん、お荷物でーす」 玄関先で響く声に、私の体が瞬間にしてこわばる。掌をぎゅっと握り、うめき声が漏れる。 「また来たか、世界の危機が・・・・・・」 避けられない宅配便の受け取り ひきこもり世界に、緊急事態を告げるサイレン…
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