ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

被害者意識の先の加害性 ~川崎殺傷事件に褪めた傷が疼く~

著・写真 ゆりな 川崎殺傷事件、練馬ひきこもり長男殺害事件から残酷にも時は経過し、1ヶ月という月日が私に問いかける。 今日に至るまで「ひきこもり」というワードを核にして様々な議論が行われ、多くの人の意見や見解が述べられた。 事件の究明を急ぐもの…

無知に芽生える偏見 ~川崎・練馬事件に見える人の視差~

文・写真 ゆりな 新聞、テレビ、インターネット、SNS…… 黒い文字は今日も広がり、人々の思考のすきまへ訴えかける。 文字は人々の脳の溝になだれ込み、徐々に染め上げ、そこに価値観を作り上げていく。 「知らない」ということは、価値観の狭窄をもたらし、…

私の目線-心を解きほぐすぼそっとさんの言​葉-

ぼそっとさんと初めて言葉を交わしたのは2018年の4月。私が最初に編集会議に参加した日は挨拶そして名刺交換する機会を持つことができなかった。 ただその佇まいと、纏う空気から当時の私には到底、2人でお話を成立させることのできる自信も、気持ちの余裕も…

強迫性障害を治すことは、私にとって世界を​"雑に生きること"と同義だった

強迫性障害を治すことは私にとって 世界を"雑に生きること"と同義だった いつでも世界に何か価値を見出だしたくて、日常の景色に、手に触れるものに、感情の微細な揺れに、目の前の人の瞳孔の振動に、その意味をその理由を見出だしたかった。 自分の部屋のド…

苦しみ続ける精神ではいられない むごさ

目の前を鮮烈に横切るむごさ 著・写真 ゆりな 瞳が、人形にはめ込まれたビー玉のように 表情は、思考と筋肉の結び付きが緩み、 「嘘」と呼ばれる行動に手をつけ始めている。 今はまだ顔の皮膚と仮面の隙間に指を入れてひき剥がすことが出来ても いつしか面は…

私の目線 ーひきポス編集長の思いー

目線の先の感情 著・写真 ゆりな 目の前にある人生の岐路 2019年への時間軸をまたぐ時、 私は床から出ることが叶わず 掴みようのない、自らの内面と向き合っていた。 私を縛るもの、私がしがみつくもの、 私に吉として刺さるもの、 その全てが複雑に混ざり合…

生きていたくない -彼女が語った言葉-

彼女の言葉に共感した、あの日 生きていたくない だから、もちろん働きたいとも思わない。 世界がなくなって私一人、孤独になりたい。 でも、世界をなくすことはできない。 だから、私がいなくなれば、私は孤独になれる。 2018年9月、 私が参加した講演会に…

誰とも関わりたくない

毛布を思いっきり抱きしめた夜、私の目に映った景色 (著・写真 ゆりな) 誰とも関わりたくない そう思った夜は 布団の上で膝を曲げ、毛布にくるまり、 胎児に還る 四肢を広げ 悠々とこの世に存在しているのが怖いから いつ私の腕に 足に 釘が降ってきて 標…

コンプレックスの行方

見ないように、考えないようにして、心の隅に追いやったコンプレックスは、いつまでも私を"過去"に縛り付ける。 私が「学歴」というものに縛り続けられている背景には、学生時代の1つの後悔がある。 いじめや母親との確執から、自らの自信を喪失し、人生の…

ひきポス一周年に寄せて

著 ゆりな 私が自らの生きづらさに向き合い始めた時期は、ひきポスと出会った頃と重なる。 これまでたくさんの場で、様々な立場の方に出会ってきた。 一人一人抱える背景は異なり、価値観も皆それぞれだった。 そんな中でも私は、当事者として 「ひきこもる…

痛み信者

苦しむことに価値があると思ってる =痛み信者 苦しんでいることに、心地よさを覚えた私の体。その感覚は私の生きる道を歪ませ、人としての尊厳を奪っていく。

この世の汚いところは十分知ったよ。だから、もういいでしょ?

この世の汚いところは十分知ったよ。だから、もういいでしょ?