当事者手記
イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな 編集・石崎森人 www.hikipos.info あれだけ学校が苦痛だったのに、私は不登校になることはできなかった。なれなかった、というのが正しい。中学の時、仲の…
イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな 編集・石崎森人 中学校に上がった私は、もう一段と、人と関わらないようになっていた。思春期の真っ只中に、父親にもう一つの家庭があるという事実が発覚し…
イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな 編集・石崎森人 私の父親は、どんな人だったか。母親と同じように、機嫌のいい時はそれはもう、すごく私を可愛がってくれる人だった。私が味噌汁をこぼして…
イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな編集・石崎森人 www.hikipos.info 私の母親は、どんな人だったか。子供の頃の記憶をたどると、まず浮かぶのは「怖い」という感情である。外では愛想が良く、…
イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな編集・石崎森人 前回はこちら www.hikipos.info 三年生、四年生と続いた息苦しい学校生活。高学年になっても、私の居心地の悪さが解消されることはなかった…
イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな編集・石崎森人 前回はこちら www.hikipos.info 私が小学校に上がると、家に漂っていた緊張が少しだけ和らいだ。常に私と二人きりでピリピリしていた母親が…
イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな編集・石崎森人 www.hikipos.info 母親の顔色を窺うということ 幼少期から、母親の顔色を常に窺っていた。 普通、話しかけたい時に話しかける。それが当たり…
保育園には、五歳の時に急に入れられた。「明日から保育園に入るよ」「保育園に興味ある?」といった事前の心の準備もなく、「来週から保育園に入るから」という感じで、急に私以外の人間がたくさんいる場所にポンと入れられた。 それまでの五年間は、ずっと…
閉塞的な町、二つの家庭、そして子どもが見た灰色の世界。シリーズ第1回〈隠された子供〉
Image Ishizaki Morito with GPT5 文・西野 績葉 リード文:この記事は、西野 績葉氏が2016年に書いた手記を加筆修正して掲載したものです。 とある記事がTwitterに流れてきた。それをたまたま僕は読むことができた。社会学者の宮台真司さんの記事だ。 reals…
イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT4o 前回の記事 www.hikipos.info 文・N 居場所への一歩 26歳の頃、私はまだひきこもっていました。心のどこかで「死ぬまで生きることはできるだろう」と思っていたけれど、それは安心ではありませんでした。ただ、「終…
22歳、社会復帰を目指して踏み出した一歩は、わずか1週間で終わった──。絶望の中で過ごした日々、そして思いがけない家族との関わりが、少しずつ心を動かしていく…。
文:ひきポス編集部 『ひきポス』をご覧いただきありがとうございます。今回は『ひきポス』のメンバーである喜久井伸哉(元・喜久井ヤシン)さんの人気記事の中から、特に親・支援者に向けて書かれたものをご紹介します。長期間の「不登校」と「ひきこもり」…
文: 喜久井伸哉 年末年始が、もっともさびしい。一年のうちで、ひときわ孤独を感じる時期だ。 年の瀬になると、街はクリスマスと忘年会の喧噪を経て、あわただしく年越しのしたくを始める。大きな駅は帰省客であふれ、大みそかや正月を家族と過ごす人が行き…
文: 喜久井伸哉 画像:Pixabay 題名:電話恐怖症 著者:大野萌子 出版社:朝日新聞出版 発売日:2024年9月13日 ISBN:9784022952820 定価:924円(税込) 私は、電話がこわい。特に、まったく知らない相手に、電話をかけるのがこわい。電話をかけるくらいなら…
夫の実家には母と息子の共依存カプセルがある。夫の兄は中高年のひきこもりかも? そう思っていたら、いつのまにか自分たち夫婦が離婚の危機に。
文・宇場崎 一郎(仮名) hbol.jp ※掲載元の記事(現在、Yahoo!ニュースのページは削除されています】 はじめに 『ひきこもり当事者が仕事に就いて社会復帰を果たす』それ自体は素晴らしい事だろうし、私自身もそうなって良かったと思う。 今回、私がこの手…
著者近影 撮影・深田美穂 文・岡本圭太 2023年、この12月に本を出すことになった。 タイトルは『ひきこもり時給2000円』(彩流社)。この一風変わったタイトルの由来は、本の中身を参照していただきたいが、本のジャンルとしては、ひきこもり体験者によるエ…
岡本圭太著『ひきこもり時給2000円』彩流社 2023年12月12日 2023年、全国の最低賃金の平均が、1000円をこえた。アルバイトをすれば、だいたいの地域で、1000円くらいには、なるわけだ。一方で、ひきこもっていると、お金には、ならない。それは、あたりまえ…
自分の国での希望のない生活環境から逃げ、どこか新しい場所で生き直したくて憧れの日本へ留学した。そこでの生活は楽しかった。でも……
ひきこもりの家族会(親の会)に参加していると、いつも本当に話したいことが話せないために葛藤する。 家族会の存在意義って何だろう。
「女性の生きづらさ」が多くメディアで取り上げられるようになってきた。男性は生きづらくないのだろうか。 仕事で疲れて帰ってきても家事がたまっていて休むことができない。妻の「生きづらさ」には耳を傾けなければならない。夫の「生きづらさ」にはどこに…
なぜ、生き残ってしまうことが、辛いのか。 理由の一つは、苛烈な日々と、平凡な日々とでは、生の緊迫感が、違ってしまうせいではないか。 命がけの戦場に比べれば、平静な暮らしは、すべてが味気ない。 人とのあいさつも、部屋の飾りも、店での買い物も、ど…
就労支援機関へ通っても不快な体験ばかりしていた。その一方で、就労支援機関を経由しないで、ひきこもっていた僕は図書館でのアルバイトを始めることになった。そのときの体験を皆さんにお伝えしたい。
パパはある日、私に会ってほしい人がいると申し出た。誰に会ってほしいのか聞いて驚いた。それは私が最も会いたくない人だった。
(文 喜久井伸哉 / 画像 Pixabay) 私には、「ひきこもり」の期間があった。優しい人からは、「休んでもいい」、とか、「逃げてもいい」、といった言葉を、言われたことがある。しかし、合計で十年に及ぶ、「ひきこもり」の期間のうち、自分が「休んでいる」…
(文 喜久井伸哉 / 画像 Pixabay) 人間関係のレイヤーが違う 私は、誰か大勢といても、違うレイヤー(層)に、いる気がする。飲み会のような場で、何人もの人がいて、「わぁっ」、と、盛り上がる瞬間。自分だけ、反応できていない。自分だけ、楽しくなって…
ひきこもりの問題において問題となっているのは、人と人とが接している状況にあるはずなのに、支援機関での相談やセミナーなど、人と人とが接している状況で、お互いの振る舞いや社会性が問われていない、ということである。
(文 喜久井伸哉 / 画像 Pixabay) 自明性の悲しみ 一人で時間を過ごしたり、自分の趣味をしたりすることなら、できる。しかし、どこかに出かけて、誰かに会うことを考えると、とたんに、気力が出なくなる。誰とも交流のない、日々の孤立が、深まっていく。 …
(文 喜久井伸哉 / 画像 Pixabay) 〈気力〉の湧出量 これという、予定のない日。普段よりも、遅い時間に目を覚まして、布団のなかで、自覚する。「ああ、今日もダメな日だ」、と。体も、心も、疲れすぎている。本当は、先延ばししている用事も、家の掃除も…