ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

ぼそっと池井多

【ひきこもりと地方】「世間体など考えたこともない」 悲嘆と再生の物語 ― 岩手県陸前高田市 ひきこもりの父親、佐々木善仁さんインタビュー第2回

陸前高田市 ひきこもりの父親 佐々木善仁さんの長編インタビューの第2回。悲しみと痛みを越えて、ひきこもりになっていった経緯をつぶさに思い返してくださった。「後悔」の向こう側に見えてくるものとは。

フランスのひきこもり当事者アエルの激白 最終回「ひきこもりという『解決』」

昨年7月から連載でお送りしてきた「ひきこもりフランス」の創始者アエルの壮絶な半生の記、ここに感動の完結。「ひきこもり問題の解決」ではなく、「ひきこもりという解決」を提示する。

「働きたいけど働けないひきこもり」の内的真実 ~ 政府の就職氷河期世代支援策に想う

「働きたいけど働けないひきこもり」という表現は、以前よりひきこもりに関するメディア記事や報告書では、じつに頻繁にお目にかかってきたフレーズである。しかし、この「働きたいけど働けないひきこもり」とは、実際にどのような人たちなのであろうか。

「戦争」・「児童虐待」・「ひきこもり」をつなぐ3本の補助線<中篇>除夜の鐘

資本主義の経済戦争の戦場から撤退した者。現代の徴兵拒否としてのひきこもり。そこには、貨幣経済では得られない価値への探求がある。

ひきこもりが盛り場で目撃した小さな現代史 ~ あらためて「幸福」とは何か

彼らの幸福には、まるで体臭のようにけっして演じられたものではない自然さと確かさが漂っていた。それは、はたして今の日本のひきこもりが持てるものだろうか。私は思わず目を伏せ、足早に店を出た。……

不登校ひきこもりだった私(7)三人姉妹それぞれの人生と母

「ひきこもりと兄弟姉妹」ということがよく話題になるようになってきた。同じ家に育った三姉妹でも、皆がひきこもりになる家庭もあれば、皆が各人各様の人生へ進んでいく家庭もある。 三人姉妹の長女として育った林恭子さんの場合はどうだったのだろうか。

「戦争」・「児童虐待」・「ひきこもり」をつなぐ3本の補助線<前篇>家庭という名の戦場

78年前の12月8日午前3時19分、日本軍はハワイ・真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃し、太平洋戦争が始まった。今日、私たちがよく耳にする児童虐待やひきこもりと戦争はどのようにつながっているのだろうか。

【ひきこもりと地方】「あの時は、もう大泣きしました」 悲嘆と再生の物語 ― 岩手県陸前高田市 ひきこもりの父親、佐々木善仁さんインタビュー第1回

台風19号で土砂が流れこんだ岩手県宮古市のひきこもりの居場所で、スコップをふるって復旧作業に汗する69歳の佐々木善仁さん。ひきこもりだった次男は、3.11で避難せず、津波に呑まれて亡くなった。その悲嘆と再生の物語をシリーズでお届けします。

ひきこもり名人となった私(13)ひきこもりと近所づきあい

田舎へ引っ込んでひきこもりを続けるというひきこもり名人、勝山実。しかし田舎は人口が少ないから、人間関係が「濃い」。そこから生じる近所づきあいなどはいったいどうするのか。近所づきあいが大嫌いな大都市近郊のひきこもり、ぼそっと池井多が訊いてみ…

「私にはオランダという逃げ道があったけれど」オランダ人ハーフ・マリコさんインタビュー第2回

進路相談のときに担任が言った。「心配している。あなたは日本の社会ではやっていけないと思う」 私は言ってやった。「はあ、大丈夫です。私は日本の社会などでやっていくつもりはないので」

語るべき殺人者 ― 「練馬ひきこもり長男刺殺事件」の裁判に望む

同じ農林水産省のOBたちが減刑嘆願をおこなっているという噂を聞く一方、厳罰を求める声がひきこもり当事者の間から聞かれる。しかし今、ひきこもりの長男を自らの手で殺した父親に求められる社会的義務とは何か。

【世界のひきこもり】アフリカ・カメルーンのひきこもり経験者エトゥンディ第2回「アフリカのひきこもりはどう生き延びるか」

「おれたちは先進国のように金持ちじゃない。でも、分け合って生き延びるだけのものは持っている」 アフリカのように貧しい国々で、いったい「ひきこもり」はどのように生き延びているのだろうか。そこには、先進国には忘れ去られた共助の精神があった。

Interview with Etoundi: A Hikikomori in Africa, Cameroon Round 2 "Share 'n Survive, That's the African Spirit"

Africa is not a hard society in terms of human relationship and poverty than you think. Even if you can’t support yourself financially, our culture doesn't allow you to be hungry. Your family and relatives would always bring you something …

Entrevue avec Etoundi: Un Hikikomori en Afrique, Cameroun Tour 2 « Partager et Survivre, C'est l'Esprit Africain »

l'Afrique n'est pas une société aussi difficile en matière de relations humaines et de pauvreté que vous ne le pensez. En Afrique, même si on ne peut pas s'en sortir assez facilement de manière financière, la famille et tes proches te sout…

【世界のひきこもり】アフリカ・カメルーンのひきこもり経験者エトゥンディ第1回「おい、ブラザー! オレと同じじゃねえか」

アフリカのように、人の心も空間も広い場所には「ひきこもり」が生じようがない。「ひきこもり」は、金持ちで精神が腐った先進国の現象だ。……そんな俗説がいつしか信じられている。ところが、それをくつがえす証言がある。西アフリカ、カメルーンのエトゥン…

Interview with Hikikomori in Cameroon, Africa: Etoundi's Story Round 1; "I thought I was Alone in the Situation, bro?"

"Hikikomori is found only in highly developed countries" Some specialist of hikikomori declare, but here is a testimony to turn it over. A hikikomori in Cameroon, Africa, talks about his philosophy that he reached after his hikikomori year…

Entrevue avec Hikikomori en Afrique, Cameroun : Etoundi Tour 1 « Je Pensais Que J'étais Seul, Mec! »

"Le hikikomori ne se trouve que dans les pays très développés", déclare un spécialiste du hikikomori. Voici un témoignage pour le rendre. Un hikikomori au Cameroun, en Afrique, parle de sa philosophie à laquelle il est parvenu après ses an…

「避難所へ行きたくない」― 台風19号で実感した "災害時のひきこもりの心理"

巨大な台風が近づいてくる。でも、まだ安全だ。避難所へは行きたくない。なぜなら、そこには近所のオバサンがおおぜい居て、近所づきあいが始まってしまうから。でも、これでいいのだろうか。……ひきこもり当事者が災害時にかかえる葛藤。

「日本の学校の掃除って意味ないですよね」オランダ人ハーフ・マリコさんインタビュー第1回

オランダから取材にやってきた映画監督の通訳として私の前に現われたマリコさん。もちろん、ひきこもりでもない。ところが、がぜん彼女の話に興味をいだき、逆取材が始まったのであった。……

ひきこもり名人となった私(12)田舎へ移住してひきこもる方法

「最低限度の生活、ホームレスのちょっと上くらいの生活ができればいい」 ひきこもり名人勝山実が、コストの高い都市部での生活を捨て、地代の安い田舎でひきこもってみた。その結果はいかに。

【ひきこもりと地方】沖縄のひきこもり当事者さとさんの内的現実 ~苦しみから搾り出された詩~

家族に縛られたくない。大阪にも追ってきたから、多分東京にも追ってくるだろう。だから、外国行く。…… 沖縄に暮らすひきこもりから絞り出される苦い言葉の数々が、いま詩となって不思議な世界を描き出す。

フランスのひきこもり当事者アエルの激白 第3回「友達ができた、と思ったら」

18歳になったアエルはコンピューターの専門学校に進み、そこでドラッグに誘われるようになる。幼いころあれほど欲しくても得られなかった「友達」が、ドラッグを介すれば、驚くほどかんたんにできることを知った彼はうかれた日々を送る。ところが……

「ひきこもり原因は社会」は本当か。~ 官民一体ひきこもり支援ブームに異論あり ~

「ひきこもりの原因は社会にある」…専門家たちは断言する。はたしてそれは本当か。なぜ彼らはそういうのか。官民一体となってひきこもり支援が盛り上がるなか、誤った原因論がもたらす弊害について考える。ひきこもり言論界を挑発!

親は親の人生を生きればいいのか ― 「ひきこもり親子 公開対論」より 父親カズさんとの対話 第2回

「親は親の人生を楽しんでください」ひきこもり家族会で教科書のように言われるこのフレーズ。しかし、それぞれの立場からこの言葉を眺めてみると……。ほんらい門外不出の「ひきこもり親子 公開対論」から特別の許可を得て対話を収録、ここに公開します。

「イタリア社会にも同調圧力ある」 ひきこもり系イベント庵-IORI- に初の外国人テーブル・オーナー誕生 

2019年8月の庵-IORI- では初の外国人テーブル・オーナーが誕生した。そこで覆された定説の数々。いよいよ日本社会も国際化、ひきこもりもグローバル化の時代へ!

【お知らせ】本日(8月20日)20時からNHK Eテレ「ハートネットTV」でひきポスが取り上げられます。

ちょうど一年前、2018年8月23日にNHK Eテレの「ハートネットTV」で私たちひきポスの特集がありました。それが増補改訂され、本日2019年8月20日の放送となります。そのご案内。

「ひきこもり親子 公開対論」より ひきこもりの父親カズさんとの対話 第1回

「ひきこもり親子 公開対論」で交わされた対話は基本的に門外不出。しかしめずらしく登壇者の方から公開への諒承が取れる時がある。ひきこもりの父親カズさんは、本人が特定される情報の削除を条件に、そんな公開に同意してくださった。

ひきこもり名人となった私(11)ひきこもりバブルのころ

2000年代前半、ある意味で今と似た時代があった。いくつかの事件が起こり、ひきこもりを犯罪者予備軍と見なす議論が広がり、そのなかでスターダムにのし上がったひきこもり名人。今どのように振り返るのか……

【ひきこもりと地方】沖縄のひきこもり当事者タイキさんインタビュー最終回「つらかった体験を笑いに変えて」

「あなたの体験談を、あなたみたいに苦しんでいる人に語って。それが私たちへの恩返しだよ」そんな友達夫婦との出会い。さまざまな辛酸をなめながらも「ぼくは友達運に恵まれている」と振り返るタイキさん。決してきれいな形にまとまりきらない矛盾に満ちた…

フランスのひきこもり当事者アエルの激白 第2回「人と親密な関係が築けない」

夜も昼もコンピュータに向き合うひきこもり空間の中で起こるエラーは、必ずボク自身が何らかのかたちで起こしたエラーだけだった。 つまり、ボクが引き起こしたのではない間違いは、ひきこもり世界ではけっして起きないのだ。そこにボクは安楽を感じることが…