ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

「戦争」・「児童虐待」・「ひきこもり」をつなぐ3本の補助線<前篇>家庭という名の戦場

78年前の12月8日午前3時19分、日本軍はハワイ・真珠湾のアメリカ軍基地を奇襲攻撃し、太平洋戦争が始まった。今日、私たちがよく耳にする児童虐待やひきこもりと戦争はどのようにつながっているのだろうか。

原因論 自分のひきこもりや不登校の〈原因〉がようやく説明できるようになったので聞いてほしい

当事者の喜久井ヤシンさんは、ひきこもりや不登校になった「原因」がはっきりせず、人にどう説明するかをずっと悩んできました。しかし最近になってようやく「原因」がわかるようになったといいます。今回は、特に親御さんと支援者に聞いてもらいたい「原因…

8050問題と言いますが、50歳まで生きるのでしょうか

(文・湊 うさみん) 私は50歳になるまでに死ぬような気がしています。 私ももうアラフォーですし、8050問題は先のことでも7040問題は他人事ではないはず。完全に自分事なのですが、自分のこととして考えることができないのです。 それはなぜかというと、私…

【ひきこもりと地方】「あの時は、もう大泣きしました」 悲嘆と再生の物語 ― 岩手県陸前高田市 ひきこもりの父親、佐々木善仁さんインタビュー第1回

台風19号で土砂が流れこんだ岩手県宮古市のひきこもりの居場所で、スコップをふるって復旧作業に汗する69歳の佐々木善仁さん。ひきこもりだった次男は、3.11で避難せず、津波に呑まれて亡くなった。その悲嘆と再生の物語をシリーズでお届けします。

なぜ小学校を5回も転校したのか〜後編〜

なぜ小学校を5回も転校したのか〜中編〜からの続き 「一切言葉を互いに交わしては行けない」一時保護施設 (文・葉) その後、俺は、八王子・青梅のほうにあった「一時保護施設」と呼ばれていたところに預けられる。 養護施設に行く前段階の待機してる状態の子…

ひきこもり名人となった私(13)ひきこもりと近所づきあい

田舎へ引っ込んでひきこもりを続けるというひきこもり名人、勝山実。しかし田舎は人口が少ないから、人間関係が「濃い」。そこから生じる近所づきあいなどはいったいどうするのか。近所づきあいが大嫌いな大都市近郊のひきこもり、ぼそっと池井多が訊いてみ…

ひきこもりが収入源としてFXをやってみた話

(文・湊 うさみん) 結論から言えば儲かりました。 そもそも私がFXを始めたのは、生活費のためです。アラフォーにもなって親にお小遣いをもらって生活している身ですから、なんらかの収入源がほしかったのです。 しかし、普通にバイトしようとしても落とさ…

ひきポス7号「ひきこもりと偏見 ーメディア・イメージ・犯罪者予備軍ー」発売開始!

ご購入はこちらのサイト【BASE】から(Amazonよりちょっとお得) Amazonで購入する いつも「ひきポス」を応援頂き誠にありがとうございます。 最近はひきこもり関係なく、「実体験を通し、人生について深く考察している珍しい本」としても手にとっていただけ…

「私にはオランダという逃げ道があったけれど」オランダ人ハーフ・マリコさんインタビュー第2回

進路相談のときに担任が言った。「心配している。あなたは日本の社会ではやっていけないと思う」 私は言ってやった。「はあ、大丈夫です。私は日本の社会などでやっていくつもりはないので」

なぜ小学校を5回も転校したのか〜中編〜

なぜ小学校を5回も転校したのか〜前編〜からの続き 2年生〜「登校拒否」が始まる (文・葉) 俺は転校する前から情緒不安定になっていた。基本的に学校に行くのが無理になっており、なんとか保健室などに登校するのを勧められていた。 それで保健室に直行直…

なぜ小学校を5回も転校したのか〜前編〜

(文・葉)前回の記事を書いた後、小学校転校しまくってることについて書いてみたら、と言われたので書いてみようかと思います。 この記事では、記事を読みやすくするために一人称は「私」を使いませんがご了承ください。 www.hikipos.info 2019年、夏…不登校Y…

語るべき殺人者 ― 「練馬ひきこもり長男刺殺事件」の裁判に望む

同じ農林水産省のOBたちが減刑嘆願をおこなっているという噂を聞く一方、厳罰を求める声がひきこもり当事者の間から聞かれる。しかし今、ひきこもりの長男を自らの手で殺した父親に求められる社会的義務とは何か。

不登校の人に言うべき言葉を見つけた  「#8月31日の夜に」のための遅すぎる手紙

(文・写真 喜久井ヤシン) 戸塚ヨットスクールから見た知多湾の風景 教育で子どもが死ぬというありえないことに、多くの人が慣れてしまっている。 ガッコウは苦痛を与えて、子供たち自らに命を絶たせている。 私自身、8歳のころからガッコウに通わなくなり…

予定があると落ち着かない

(文・湊 うさみん) 予定を守りすぎてしまいます。 意味がわからないと思いますが、一部の人にはピンとくるのではないでしょうか。予定を過剰なまでに意識してしまい、疲れてしまうのです。 例えば、予定の一日前には、事前に脳内でイメージトレーニングし…

【世界のひきこもり】アフリカ・カメルーンのひきこもり経験者エトゥンディ第2回「アフリカのひきこもりはどう生き延びるか」

「おれたちは先進国のように金持ちじゃない。でも、分け合って生き延びるだけのものは持っている」 アフリカのように貧しい国々で、いったい「ひきこもり」はどのように生き延びているのだろうか。そこには、先進国には忘れ去られた共助の精神があった。