ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

「ひきこもり」の反対語を16個考えてみた 「孤独」や「ぼっち」を対義語で考えるためのキーワード

今回は、「ひきこもり」当事者が「ひきこもり」の反対語を考察します。一言では語れない「ひきこもり」の本当の意味とは何か。〈反対語〉を考えることで、新たな発見があるかもしれません。 まず、ざっと「ひきこもり」の反対語だと思われる言葉をあげてみま…

あるひきこもりと家族の夕食。それと、食後のアイスクリーム

(文・南 しらせ) 毎日夕食の準備ができると、母が私の部屋のドアの向こう側から「ご飯よ」と声をかけてくる。私はこの時間を待ち遠しく思う気持ちと、息苦しく思う気持ちを胸の内に抱えながら、今日も家族の待つ食卓へ向かう。 夕食は家族みんなで 我が家…

生きる意味が分からないまま23歳になった、ひきこもり女子の戯言

(杉本しほ) いつからだろう。悟ってると言われるようになったのは。生きるのがつらくなったのは。欲望が思い出せなくなったのは、精神疾患になってから、「好きなこと」が分からない。 「好きなこと」が目の前にあっても「こんなもの、どうせ役に立たない…

【1000文字小説】東京22区と埼玉県のあいだにある失われた文明「アダチンティス」で男たちが発見した驚愕の事実

ひきこもり経験者による、約1000文字のショートショートをお届けします。〈生きづらさ〉から生まれた小さな世界をお楽しみください。 アダチンティス ~失われた文明~ 西暦2XX0年、トシとキヨタの二人は、立入禁止の土地に足を踏み入れた。 そこは、東…

NHK「ハートネットTV」ひきこもり当事者と親御さんのモヤモヤを聞かせてください

本誌でもたびたびお伝えしている「ひきこもり親子公開対論」。そのテレビ版に挑戦します。CGのアバターを使い、ひきこもり親子の対談を放送する予定。アバターでの出演者、絶賛募集中。

【1000文字小説】納税促進会が編集した 『世界昔ばなし全集』の読み聞かせが子どもに不評

ひきこもり経験者による、約1000文字のショートショートをお届けします。〈生きづらさ〉から生まれた小さな世界をお楽しみください。 あしざわたつる / 精霊達の楽園 北九州納税促進会編 『世界昔ばなし全集』第4巻 僕は、ベッドの中の子どもに向けて言った…

「ひきこもり」には4種類ある! 実は意味がバラバラな「ひきこもり」の定義

(文 喜久井ヤシン 画像 Pixabay) 「ひきこもり」の話題は、日々メディアに飛びかっています。しかし一口に「ひきこもり」といっても、言葉の使われ方はさまざまです。意味が異なるまま使っていては、誤解のもとになってしまうかもしれません。そこで今回は…

夕暮れ時、外の世界に憧れて ~手を伸ばしたくても届かない、ひきこもりの現実~

(文・南 しらせ) 私は一日のなかで、夕方が一番嫌いだ。夕方は一日の終わりの匂いがする。一番人間が生きている匂いがする。だから嫌なのだ。 夕暮れ時、ある農家の来訪 一日の終わりが近づいている、夕方の4時。私が布団で横になっていると、家の外から物…

【ひきこもりと地方】「正社員じゃない姿は仮の姿だという思いがあるんです」福島県郡山市のひきこもり当事者・ともやんさんインタビュー第2回

不登校から始まった6年間のひきこもり期間を経て、徐々に外出ができるようになった、ともやんさん。 通信制高校に通い、はじめての一人暮らし。順調に見える一方で「自分はどこかみんなと違う」という違和感があったと語ります。 第2回は「働くこと」「家族…

【1000文字小説】とんでもない大怪獣100万頭VSなぜか救世主に選ばれてしまった僕1人

ひきこもり経験者による、約1000文字のショートショートをお届けします。〈生きづらさ〉から生まれた小さな世界をお楽しみください。 あしざわたつる / 精霊達の楽園 大怪獣100万頭 VS 僕 本当にごめん。 はじめは一頭だけだったんだ。 ある日突然、街に巨…

生きづらさを笑いとばせ! ネットフリックスの〈スタンダップコメディ〉特選 名ゼリフ&日本の芸人情報つき

(文 喜久井ヤシン) 人間のみがこの世で苦しんでいるので、笑いを発明せざるを得なかった。 (ニーチェ「権力への意志」) 笑いがなければ何になるだろう、この人生は。 ——スタンダップ・コメディ。それはお笑いを基軸とした、一人舞台のエンターテインメン…

La France Va Répéter l'Échec Depuis 20 Ans du Japon ? - Examen de l'Émission sur Hikikomori par France 5

En juin 2020, France 5 a diffusé un documentaire sur les hikikomori réalisé par une journaliste. Elle a été appréciée par les médias, mais elle a profondément blessé l'interviewé. Que s'est-il passé ? Comment nous devrions considérer le pr…

作業所という世界 ~私は何者かを問い続けた日々~

(文・南 しらせ) 私は大学時代に就活の不安から抑うつ状態になったことがきっかけで、ひきこもり始めた。卒業後はしばらく家にいたが、母の勧めで、不登校やひきこもりなどを支援するNPO法人に不定期ながら通い始めた。 就労移行支援事業 当時通っていたNPO…

ひきこもりの考古学 第1回 余はいかにしてひきこもりとなりしか。慶応入試疑惑事件

人は一夜にしてひきこもりになるが、その素地はけっして一夜にして作られたものではない。余はいかにしてひきこもりとなりしか。記憶を掘り起こす、心の考古学。

【1000文字小説】卵から産まれてきた僕は温めてくれた〈保温機〉まで愛さないといけないだろうか

ひきこもり経験者による、約1000文字のショートショートをお届けします。〈生きづらさ〉から生まれた、小さな世界をお楽しみください。 青木克雄 / 僕らの産まれる前Ⅱ 保温機 ある時、女が保温機を産んだ。 保温機は、産まれてすぐにヴンヴンと稼働した。 …