(文・石崎森人)
斎藤環さんと林恭子さんが編纂した「いまこそ語ろう、それぞれのひきこもり」に一篇書かせて頂きましました。
私としては記念すべき、初の商業出版へ執筆となりました。
今回は、「なぜ私はひきこもりだったのか」を詳しく書いています。他者との基本的な信頼の欠如、そのことがもたらす空気の読めなさ、脆弱性。自己否定感、そして「心地よく生きることを選択できない主体性の欠如」…これは私の人生の分析ですが、きっと他の方も共感し共通理解を育める内容になっているかと思います。そして、HIKIPOS編集長として、当事者・経験者が発信することの意義についても最後に語っています。HIKIPOSからは、喜久井ヤシン、ぼそっと池井多の2名も執筆しています。
Amazonで今日(5月18日)から販売ですが、ベストセラー1位(*)となっています。他にも優れた総勢16名の執筆者が「ひきこもり」を通して練り上げられた思索を執筆しています。「ひきこもり」への理解に、支援のヒントに、ぜひ読んでみてください。
(*)カテゴリ 社会病理において