いつも「ひきポス」を応援頂き誠にありがとうございます。
二〇二〇年春から始まったコロナ禍により、経済は停滞し、お金に困る人が増えています。
お金は、ひきこもりにとってはもともと重要なテーマです。
働いていない。収入がない。それでも生きていかなくてはならない。そこでどうするか。
……そのことに、私たちはつねに心を砕いてきたといっても過言ではありません。
私たちが培った知恵は、困窮する昨今の一般の方々にも何かヒントになるのではないか、という思いから、今号ではこのテーマを取り上げることにしました。
寄せられた手記には、「欲望とのつきあい方」「お金を稼ぐとは何か」「貧乏から豊かさを得る方法」などひきポスらしい「お金哲学」の数々が展開されています。
当事者たちの気持ちを理解すると共に、これからの厳しい時代を生き抜く知恵となれれば幸いです。
Webでは読めないオール書き下ろし / カラー / 約4万字
記事一覧
特集「ひきこもりとお金」
私が「働きたい」と思った理由 ー〈自分のお金〉が自由を生むー
喜久井ヤシン
「働かないなら家から出ていけ」
マイキー
コロナ禍で生活保護を申請するとどうなるか
湊うさみん
ひきこもりと「欲」 ~薄れる、押さえつける、残る~
すー
貧すれば鋭ずる ー生活保護で生きるとはー
ぼそっと池井多
生きづらユウレイさん
おがさわら
砂上のまなざし ―豊かさの代償―
尾崎すずほ
納得するには若すぎる「人生、金じゃない」
ロングロウ
それぞれの意見 わたしたちにとっての「お金」
ひきポス編集部
お金を稼ぐためのお金がない
さとう学
おウチで稼ぐ‼ 具体的なライターの始め方
杉本しほ
『世界のひきこもり』が本になりました。
ぼそっと池井多
※郵送費、梱包材等の値上がりにより、BASEでの送料を値上げさせていただきました。どうぞご理解の程よろしくお願いいたします。