ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

連載

「若者に囲碁なんてやらせるな」  現代のゲームやスマホよりバッシングされていた100年前の娯楽

連載 100年前の〈家族〉の暮らし 第10回 「若者に囲碁なんてやらせるな」 ゲームやスマホよりバッシングされていた100年前の娯楽 文・喜久井伸哉 昨今はスマホやゲームのやりすぎを防ぐため、条例で制限する動きがある。しかし、50年前にはロックやファッシ…

100年前の学生の神経衰弱 久米正雄作「受験生の手記」

文・喜久井伸哉 連載 100年前の〈家族〉の暮らし⑦ 100年前は、中学校に進学するだけでも大変だった。1924年の文部省の調査によると、小学校を優秀な成績で卒業した者は、全国で1万8,421人。しかし、そのうちの約半数(9,778人)は、金銭的な事情で中学へ進め…

「わたしってひきこもりなの?」 めるかさん当事者手記 第2回

都会の街並みには、他のアーティストが作った作品や仕事があふれていた。それらはこぞって「お前にはこれだけのものを作る才能はないだろう」とわたしをあざ笑っているようだった。わたしは痛くて、外が歩けなくなった。……