女性ひきこもり
ひきこもりから脱するためにAV女優になるというショック療法を自らに施すことにしたまりなさんは、親の説得という難関をどのように切り抜けたのか。そして、はたして親はどのように思ったのか。
7月末に某ひきこもり家族会の全国組織からアンケート結果が発表され、ひきこもり当事者と家族会の関係が調査された。それを受けて弊誌記者も以前から「家族が家族会へ行っているのが嫌だ」と訴えている当事者に緊急リモートインタビューを行なった。すると、…
自分より10歳も若い女性の生き方にショックを受けた高学歴の彼女は、AV女優になってひきこもりである自分の生き方と真正面から向かい合うことにした。……
恋人とも別れてしまい、両親との関係も行き詰まり、司法試験の勉強にも手がつかず、いたずらに歳月が過ぎ、彼女はひきこもりになっていく。焦りばかりが募っていたある日、彼女がインターネットで見つけたものは。
会社勤めはもういやだ。家で勉強して資格を取ろう。……しかし、ずっと家にいると自己評価が下がり恋人との関係も危ういものに。
名門校、有名大学、一流企業……まるで女性のエリートコースをたどっていた彼女はレールを外れて自らの人生の道を切り拓いていくことになる。渾身のインタビュー第1回。
フランス革命の混乱のなかで断頭台の露と消えた王妃マリー・アントワネットのひきこもり部屋をご紹介。併せて「ひきこもりとは何か」を他者の視線という観点から再考する。唯物史観や社会構造から解き明かすフランス革命とはまた一味ちがう、嫉妬史観。
パパはある日、私に会ってほしい人がいると申し出た。誰に会ってほしいのか聞いて驚いた。それは私が最も会いたくない人だった。
都会の街並みには、他のアーティストが作った作品や仕事があふれていた。それらはこぞって「お前にはこれだけのものを作る才能はないだろう」とわたしをあざ笑っているようだった。わたしは痛くて、外が歩けなくなった。……
田舎でスナックを営む母の女手一つで育てられたわたしは、高校を卒業して上京した。憧れのファッションデザイナーになるためだった。東京の中でもおしゃれな一等地、南青山のデザイナーオフィスに弟子入りして順風満帆かと思ったら、そこには女性たちの熾烈…
福祉でもなく労働でもなく精神医療でもなく、ひきこもり当事者が自己を実現しながら社会に参加する道はたくさんあるはず。 橋本汐さんの当事者手記はそんなことを考えさせてくれます。
(杉本しほ) いつからだろう。悟ってると言われるようになったのは。生きるのがつらくなったのは。欲望が思い出せなくなったのは、精神疾患になってから、「好きなこと」が分からない。 「好きなこと」が目の前にあっても「こんなもの、どうせ役に立たない…