いつもひきポスをご愛読いただき、誠にありがとうございます。
久々の冊子版の新刊となりますが、ひきこもり当事者の声を発信するひきポスの最新号が完成し、本日より販売を開始いたします。今回のテーマは「ひきこもりと母」です。
ひきこもりを考えるにあたり母子関係は外すことのできないものであり、「母」は弊誌にとって中心的なテーマであるといって過言ではありません。
また、このひきポス冊子版の読者で最も多いのが「母親」にあたる方々であり、その意味でも創刊当初からいつかは取り上げたいと考えてきたテーマでした。
当事者から見た母とはどのような存在か。そして母は何ができるのか。……今号は、母と子の価値観、距離感、すれ違い、接し方、死別、さらに自ら母になった当事者の声など多角的な視点からこのテーマを突き詰めていきます。
これまで語られてきた母子関係とは異なる、新たな「ひきこもりと母」の関係性について深く考えていただくきっかけにしていただければ幸いです。
冊子版のひきポスの売り上げが、次号の制作費の基盤となります。ぜひ、こちらのサイトでの購入をご検討いただき、直接手に取ってご覧いただけることを、心より願っております。
目次
02 『母親の苦しさ~「子」と「母」の立場から』 著・ワケあり女子
05 『最も強き弱きもの、母』 著・にゃろ
07 『自己実現に生きた母』 著・ぼそっと池井多
09 『母の「世間」に応えられず、私はひきこもりになった』 著・マイキー高橋
11 『生きづらゆうれいサン』 著・おがさわら
13 『ただ運が悪かっただけ』 著・さとう学
15 『「ひきこもり親子クロストーク」より林恭子さんとお母さんの公開対論 母と私は別の人間なのだから』 インタビュー、編集・ぼそっと池井多
17 『座談会 ひきこもりと母 ひきポス編集部』 編集・Toshi
19 『母と距離をとった結果』 著・うさみん
20 『潔く悪者になれる愛』 著・アラヤダおばさん
21 『〈世界のひきこもり〉 中央アメリカ・パナマ共和国のひきこもり ヨスーの場合 母さん、お願い、静かにして』 インタビュー、編集・ぼそっと池井多