ひきこもりと母
親友が突きつけてきた問いの向こうにはいったいどんな答えが潜んでいたのだろうか。男尊女卑と女尊男卑、二つの昭和家庭を舞台に緊張感に満ちた会話の記憶。
子どもとの会話が成り立たないことを嘆きつつも、けっして子どもに真実を教えない親。親が持っている閉鎖性は、体外遺伝として子に伝承し「ひきこもり」というかたちで発現する…
当サイトをご覧いただきありがとうございます。 『ひきポス』は、ひきこもり当事者・経験者や、生きづらさのある人の声を届けるための情報発信メディアです。 社会的な課題を当事者目線で取り上げ、多くの人へのヒントを生みだすことを目的としています。 NH…
昭和の歌謡曲に歌われる日本の「母」の姿は感謝と賞讃の対象である。それがどのようにして令和の毒母になっていったのか。高度成長が日本の「母」にもたらしたものについて考える。
なぜ私の中にそれほどまでに強い母への殺意が存在するのか、そしてそれがどこから来るのか、まったく分からなかった。のちに私は小学校2年生のときに見た一つの悪夢の記憶を携えて、全国あちこちの臨床家を訪ね歩くことになった。
「食べない」という行為によって時に人は優位に立ち、「食べる」ことによって堕落する。「食べない」ことは勝利であり、「食べる」ことは敗北である。「食べない」ことによって、人はかりそめの自尊心を得るのだが……
ひきこもりから脱するには家族の協力が必要だ。そう考えた私は家族会議を開いてもらうことにした。ところが、そこで弟が予想外の動きを見せ、家族の進路は思わぬ方向に……。
冊子版ひきポスの最新号が完成し、本日より販売を開始いたします。今回のテーマは「ひきこもりと母」です。
来たる5月28日にひきこもりUX会議の林恭子さんと彼女のお母さんを登壇ゲストにお迎えし、ひきこもり親子クロストークを開催します。いつも親の立場、子の立場から皆さまにご登壇いただいていますが、今回は久しぶりに実の親子のご登壇。そこでは「母娘」に留…