文・ぼそっと池井多
本日、20:00からNHK Eテレで放送される「ハートネットTV」では、私たちのひきポス(HIKIPOS)が特集されます。
じつは、今日の放送の原版は、ちょうど一年前、2018年8月23日に放送された「ひきこもり新時代 わたしたちの文学」です。
私たちひきこもり当事者・経験者が、ひきポスに書いている手記の数々を新しいジャンルの「文学」ととらえ、既存のアナウンサーやコメンテーターを一人も登場させず、私たちだけで番組一本を成立させてくれるという、NHK史上でも類を見ない企画になり、おかげさまで大好評をいただきました。
それから一年。
その間、内閣府による中高年ひきこもりの調査結果が発表され、40歳以上のひきこもりが全国に61万人いると推計されるという、一般の国民の皆さまがどうやら驚きをもって迎えたらしい事実が発表されました。
さらに、川崎・練馬事件が起こり、ひきこもりに対する世間の目が、いっそう厳しくなってきています。
このような中で「ハートネットTV」では、新たに追加の映像を収録、編集し、2019年改訂版の「ひきこもり新時代2019 わたしたちの文学」として、本日放送の運びとなったものです。
8月8日放送のNHK総合「クローズアップ現代+」、8月13日放送の「ハートネットTV 長期化、募る焦り」をふくめて、今年の夏のNHK「ひきこもり新時代特集」となりました。
昨年版をごらんになった方も、ごらんになっていない方も、ぜひご視聴いただければ幸いです。
なお、トレーラー(宣伝用映像)はこちらからごらんいただけます。
また、今回の放送に関して、舞台裏のしょうもない話をお知りになりたい方はぼそっとプロジェクトのブログへどうぞ。
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番組の中で朗読されている記事の原版です。