ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

【拡散希望】「(生きづらいけど)生きてるよ」とお返事ください。-ひきこもり・生きづらさに ついての実態調査2019-ご協力願い

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編集長が理事を務める「一般社団法人ひきこもりUX会議」からのお知らせです。

調査協力はこちらのフォームから

追記: 11月15日まで延長します!

 

あなたはいま、いかがお過ごしでしょうか。

何を思い、どのように生きてきたのでしょうか。

私たちには(いまのところ)知る由もありません。

 

今回、性別・年齢を問わず、1000名のひきこもり当事者/経験者からお返事をいただきそれを広く届けることを目標にした(少々無謀な)プロジェクトを始めました。
どうか、力を貸してください。

 

私たちはこれを単なる「当事者アンケート」とは考えていません。

ひとりの「生きづらさの当事者」として生きてきて、行きがかり上こうして活動することになった私たちからの「お手紙」であり、「安否確認」です。

「生きてるよ」の意味を込めてご回答いただけたら、望外の喜びです。

 

国や行政による「ひきこもり」の調査や、メディアが伝えてきた「ひきこもりの当事者像」は、残念ながら往々にして「リアル」であるとは言いがたいような気がします。

 

一面的で、ときに否定的なイメージや、ご本人たちの実相や支援現場の実感と乖離した統計データがひとり歩きしたままでは、適切な支援の構築や政策提言も、ご本人たちが望むライフデザインも描けません。

 

それぞれのひきこもる心理や事情に、なんらかの当事者である私たちならではの想像力をはたらかせ、敬意をもって聞き取りをすること。それをご本人たちの目線に立って、ていねいに読み解き、伝えていくこと。あらためてそこから始めたいと思いました。

 

たとえば私たちが実施した『女性のひきこもり・生きづらさについての実態調査2017』で寄せられた369名の切実な声は、多くの人たちに共有され、これまで可視化されてこなかったひきこもり女性の認知や、「ひきこもり女子会」等の取り組みに活かされています。そのために国や行政、メディアに声を届けるチャネルも地道に築いてきました。

 

私たちが「UX(Unique eXperience)」と呼ぶ、あなたの経験と思いこそが鍵であり、「誰もが生きやすい社会」「自分の人生を自分でデザインできる社会」への布石となります。

 

「(生きづらいけど)生きてるよ」のお返事、心からお待ちしております。

 

一般社団法人ひきこもりUX会議

Writing by 川初真吾

 

オンラインフォームでの回答の場合>
パソコン・タブレット・スマートフォンでの回答が可能です。

調査用紙での回答の場合>
調査期間中に行われるひきこもりUX会議主催の催しに参加し、調査票をお受け取りいただくか、調査票郵送希望要請フォームにご回答いただくことで調査票を郵送可能です。
※期間中に行われるひきこもりUX会議主催のイベントはコチラをご確認ください。
 【調査票郵送希望〆切】10月24日(木)中
 ※送料・返送料は弊団体が負担いたします。
 

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