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AIはひきこもり当事者の内面をどう見てるか?

「ChatGPTの考える『ひきこもり像』」をDALL·Eで描画


文・カルマさんが転んだ

 

こんにちは!たまには気軽な話題でもということで、最近、ChatGPTというAIがかなり注目されていますよね。その迅速かつ精確な回答能力には驚かされます。何でも、このAIは文章作成、Excel関数の作成、さらには料理の材料からレシピを作り出すまで、様々なことが可能だとか。

 

ChatGPTは、世界中のさまざまな文章でトレーニングして、そこから結果を出力するという特徴を持っています。つまり、この技術を使えば、今、世界がどのようにひきこもりの人々の内面を理解しているか、ある程度推測することが可能になるかもしれません。

 

そこで、ひきこもりの当事者手記をChatGPTに書かせてみる実験を行いました。

 

ひきこもり当事者の内面は、なかなか一般には理解するのが難しいとされています。経験したものでないと分かりづらく、だからこそ「ひきポス」は当事者手記を主題に置いてます。

 

そんな中、このAIがどの程度、ひきこもりの人々が直面している心理的な葛藤や感情を理解し、表現できるのかを見てみましょう。

 

ChatGPTへの依頼はシンプルです。「ひきこもりの当事者手記を、Iメッセージを用いて、できるだけその人の内面を想像して書いてください。」

 

以下がその出力です。

 

私は長い間、世界との間に見えない壁があるように感じてきました。外に出ることが怖いわけではありませんが、どこか居場所がそこにはないような、ずっとぽっかりと空いた穴が心の中にあるような気がしています。人と話すのが苦手で、何を話していいかわからない。そんな自分が嫌で、家にいることが安心できる唯一の場所になってしまいました。

 

私は、この状態に陥ってから、時間の感覚を失いました。日々が淡々と過ぎていく中で、季節が変わるのを窓から見ることしかできません。外の世界は輝いているように見えますが、それは遠い星の光のように、私には手の届かないものです。

 

友人や家族からの連絡も徐々に減っていき、最終的には完全に途絶えました。それでも、私は誰かに迷惑をかけたくない、理解されないのが怖いという思いから、自分からは誰にも連絡を取ろうとはしませんでした。孤独は時として重くのしかかってきますが、それでもこの状況から抜け出す勇気が持てずにいます。

 

しかし、このひきこもりという状態を通じて、自分自身について深く考える時間ができました。なぜ私はこうなってしまったのか、本当に求めているものは何なのか。時には筆を取り、日記や詩を書くことで、心の中にある感情を形にすることができます。これらの瞬間は、私にとって小さな光となり、完全なる闇の中でもがきながらも、前に進むための力をくれます。

 

私はまだ、外の世界へ踏み出す準備ができているわけではありません。しかし、この手記を通じて、少しでも自分の感じていることを外に伝えることができたら、それは大きな一歩になるかもしれません。ひきこもりは、決して一人で抱えるべき問題ではないことを、私は深く理解し始めています。そして、いつかこの壁を乗り越え、再び世界の一員として歩き出すことができる日を、静かに願っています。

 



何度もパターンを出したら、もしかしたらピタリと当てはまるものができたかもしれませんが、今回は人間による判断をなくすために、最初に出力されたものを使用しました。

 

ChatGPTが描くひきこもりの世界は、実際の当事者の心情とどれほど共鳴するものだったでしょうか?

 

私なんかは、ところどころ「ちょっと惜しい」という部分はありますが、全体としてはひきこもり当事者でない人が、当事者に抱く妙にポジティブでドラマチックな幻想を感じさせます。

これが世界の見方なら、やはり当事者手記というのは意味がありますし、まだまだ執筆をAIに代替される未来は遠いですね。

 

みなさんはこの手記を読んで、どう感じましたか?

 

ブログへのコメントなど頂けると嬉しいです。

 

(この記事の90%はChatGPTによって書かれました)