男性ひきこもり
ひきこもりの家族会(親の会)に参加していると、いつも本当に話したいことが話せないために葛藤する。 家族会の存在意義って何だろう。
「食べない」という行為によって時に人は優位に立ち、「食べる」ことによって堕落する。「食べない」ことは勝利であり、「食べる」ことは敗北である。「食べない」ことによって、人はかりそめの自尊心を得るのだが……
「女性の生きづらさ」が多くメディアで取り上げられるようになってきた。男性は生きづらくないのだろうか。 仕事で疲れて帰ってきても家事がたまっていて休むことができない。妻の「生きづらさ」には耳を傾けなければならない。夫の「生きづらさ」にはどこに…
就労支援機関へ通っても不快な体験ばかりしていた。その一方で、就労支援機関を経由しないで、ひきこもっていた僕は図書館でのアルバイトを始めることになった。そのときの体験を皆さんにお伝えしたい。
内定をもらった私も、内定をもらえなかった同級生も、ともにひきこもった。同級生はその後「社会復帰」して一流企業に就職し、私はアフリカでそとこもりの日々を送ることになった。日本に帰ってきた私が聞いたのは、彼の訃報だった。……
ひきこもりの問題において問題となっているのは、人と人とが接している状況にあるはずなのに、支援機関での相談やセミナーなど、人と人とが接している状況で、お互いの振る舞いや社会性が問われていない、ということである。
たしかに私は20年近くひきこもっている、中高年の男性ひきこもりである。だが、ただそれだけだ。 しかし私の街の警察は、そんな私に罪を「自白」させ、逮捕し、犯罪者として立件しようとした。
隅っこにある狭い相談スペースで、大の大人二人に囲まれていることはとても辛い状況だった。 いま思えば、社会に参加するために、サポートステーションを訪れる必要も、サポートステーションの隅っこの一角でこのような目にあう必要もなかったはずだ。……
社会参加はしたいが、自分が社会参加をすると周囲に迷惑が掛かる、だから今まで社会参加しなかった。迷惑が掛かるから自分が社会参加しないことは、社会的にも倫理的にも正しいし、そういう状況を社会に強いられている。でも社会参加したい。そして「生活」…
これまでの「ひきこもり」の定義には、当事者の主体性と経済面が表現されていないことが僕にとって不満だった。そこで僕は新しい「ひきこもり」の定義を作ってみた。
新連載第1回。ひきこもり支援機関で受けた対応に疑問を持ち、改めて「ひきこもりとは何か」を考えた筆者が自らの体験談をもとにひきこもりに大きな可能性を切り拓く。
支援する・されるという関係において「好意」というものは、じつに扱いが難しい代物である。これがなければ支援は進まない。けれど、ちょっと扱いを間違えれば……
小学校5年生のとき、書道だけ教えにくる「美人教師」は私のことを嫌っていた。なぜって、私は字が書けなかったからだ。習字を教えているのに、字が書けない生徒なんて厄介ものでしかない。……
よく貧困は人生を悲劇にした理由として語られる。しかし本当はどうなのか。 あれは私たち一家が名古屋へ引っ越したときのこと。……
若い頃は毎週のように合コンや恋活、婚活パーティーに足を運んでいたけど、それまでの人生で一度も女性とつきあえなかった。ところが、ホームレスの中年という最もモテなさそうな自分の前に、一人の女性が現われた……
「無料の宿泊施設がある」……そんな歌い文句に誘われて、住む家をなくした「私」はその農場を訪れた。そこで働きながら住むつもりであった。ところが宿泊施設が無料であるわけが次第にわかってきた。そこは……
クレカを作ったのが運の尽き、たしかに売り上げも利益も倍増できたが、さまざまなものをカード払いにしていくので、お金を使っては稼ぎ、使っては稼ぎ、という自転車操業になってしまった。 始めたころは楽しかったのに、いつの間にか借金を返すために追い立…
儲かる仕事を見つけて、私は絶頂期を迎えた。こうして儲かったお金を何に投資するのがよいか。答えは「自分」だろうと考えた。そこで片っ端から自分への投資にお金をつぎこんでいった。 ところが、その先に私を待っていたものは転落だったのである。……
何とか働かないで金を稼ぐ方法を模索して、アフィリエイトで挫折した私は「せどり」にたどりつく。そこではまるで「濡れ手に粟」のように儲かるだけでなく、人々に感謝までされるという夢のような生活が待っていたのだが……
長年、生活した宗教団体から離れたら、とにかく収入源を確保しなければならなかった。何とか働かずに稼ぐ方法はないものか。新聞配達、葬儀屋、インターネット商売とさまざまな職業を転々とした。当時のアフィリエイト手法の詳細な解説は時代の証言でもある。
「人生に無駄なことなど一つもない」 とよく言われる。 では、12年間も宗教団体にのめりこんだ歳月は、自分にとって何であったのか。なぜ月給2万円で過酷な労働を続けたのか。・・・
その宗教団体では、上から結婚相手を決められた。まったく好みの相手ではなかった。でも、そういう相手と結婚生活を営むことが宗教的な修行だと教えられている。そこで主人公、子守鳩さんが取った選択とは……。
いつのまにかその怪しげな宗教団体に入ってしまった。親や家族からはとうぜん理解が得られず、とうとう家出して教団職員に。これで人生は天国かと思いきや、そこには新たな苦しみが待ち構えていた……。
大学生だった私は人生に悩み、自殺しようと考える。そのとき、ビデオセンターへ誘われて、行ってみるとそこにある面白そうなビデオが見放題だという。おまけに、そこにいる人々は皆、私の話を最後まで聴いてくれるし、お菓子まで出してくれる。とても居心地…
好きな女性の近くに行くだけで、呼吸困難になりました。息を吸うことはできるのですが、吐くことができなくなってしまうのです。それで息が苦しくなって、その場から逃げなければなりませんでした。
みなさんもそうかもしれませんが、過去の家族との関わりを振り返るのは私にとっても辛い作業です。そのため、書き始めるまでに数週間も掛かってしまいました。今でも心が疼くのです。
どちらも姓を変えたくなかったので、結婚はしませんでした。子どもができました。生きたいように生きたいです。でも、どうすればいいのでしょう。
父親は人権教育に力を入れてきた教師で、地域の住民からも尊敬されている。 しかし、そんな父はひきこもりである自分の息子の人権には理解がない。