勝山実
田舎へ引っ込んでひきこもりを続けるというひきこもり名人、勝山実。しかし田舎は人口が少ないから、人間関係が「濃い」。そこから生じる近所づきあいなどはいったいどうするのか。近所づきあいが大嫌いな大都市近郊のひきこもり、ぼそっと池井多が訊いてみ…
「最低限度の生活、ホームレスのちょっと上くらいの生活ができればいい」 ひきこもり名人勝山実が、コストの高い都市部での生活を捨て、地代の安い田舎でひきこもってみた。その結果はいかに。
2000年代前半、ある意味で今と似た時代があった。いくつかの事件が起こり、ひきこもりを犯罪者予備軍と見なす議論が広がり、そのなかでスターダムにのし上がったひきこもり名人。今どのように振り返るのか……
よく「好きな人ができれば、愛の力でひきこもりは部屋から出るようになる」という説を唱える人がいる。それに対して、はたしてひきこもり名人はどう考えているのか。いよいよ核心の話題へインタビュワーぼそっと池井多が迫る!
いま暮らしている都市部の団地で生活保護を受けてひきこもり生活を続けるか。それともへき地の山の中にひきこもって生きていくか。その選択肢を、ひきこもり名人はどのように考えたか。
「ずうずうしい」「あつかましい」などと言われるのを恐れて、支援される側が「何がほしい」という要求をちゃんと支援者側に言っていない。だから、必要としていないものを必要としていないときに支援と称して押しつけられて、お互いが不幸になっているので…
ただ「助けて」「支援して」と言っているだけではダメ。何を助けてほしいのか。何を支援してほしいのか。明確にすることが乞食としてのマナーである。……ひきこもり名人ならではの刺激的な提言。
両親ともに高齢、母は要介護5、もう死にかけているとなって、にわかに現実化してきた「親亡きあと」のひきこもり生活を、ひきこもり名人勝山実が語る。「8050問題」「ひきこもりの高齢化」に関心のある方にお届けします!
父・母・私の三つの勢力がひしめきあう家庭という空間。そこで交わされる無言のかけひき。小さな戦国時代、家庭内三国志。
ひきこもりながら生きるためには、なるべく金がかからない生活を。そこで考えたのが0円(ゼロエン)生活。衣食住とはいうけれど、カッコをつけなきゃ衣はなんとかなる。ぜいたくしなきゃ食もまたしかり。しかし住は……?
ひきこもりにも作法がある。いくら母親がうっとうしくても実家主義を貫いてきたひきこもり名人。ところが、そこに揺らぎが訪れました。ひきこもり名人となった私(3)六畳間の聖域。
ひきこもり名人となった私 第2回 勝山実氏、激白!「人生八十年、働いている場合ですか。好きなことをやる。やりたいことをやる。やりたくないことはやらない。これが労働者諸君にできますか」
ぼそっと池井多:今日は『安心ひきこもりライフ』『ひきこもりカレンダー』などのご著書もある、ひきこもり名人として有名な勝山実さんにおいでいただきました。よろしくお願いいたします。 ひきこもり名人勝山実:よろしくお願いいたします。勝山実です。 …