ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

就労

【1000文字小説】時間密売人 ボクは自分の時間を売ってお金に換えることにした

ひきこもりのボクは、ゲームもアニメも読書も何もやることがない。でも、小遣いがなければ生きていけないので、自分の時間をこっそり売ることにした。

それは〈人間の話〉ではなく〈金の話〉だ 就労はひきこもりの「解決」か

日本経済の衰退が「ひきこもり」を問題化させた 「ひきこもり」を語る支援者たちは、ときとしてビジネスの話をしているかのようだ。 「ひきこもりの回復」「ひきこもりからの脱出」などの表現は、「経済の回復」「不況からの脱出」といった言い回しと重なる…

【ひきこもりと地方】「どこかに勤めることだけがゴールではない」北海道石狩市のひきこもり経験者・のり子さんインタビュー第3回(最終回)

ひきこもりから脱したのり子さんは、農業の世界に飛び込みます。心地よい働き方を模索しながら、「札幌ひきこもり女子会」副代表として活動する思いを語っていただきました。

【1000文字小説】三十代になってもまだ未経験……〈就職童貞〉の恥ずかしさを告白します

ひきこもり経験者による、約1000文字のショートショートをお届けします。〈生きづらさ〉から生まれた小さな世界をお楽しみください。 〔イラスト カトーコーキ〕 就職童貞 人に言うのは恥ずかしいですが……僕は、この年になってもまだなんです……。 同世代の奴…

【1000文字小説】〈無職一筋五十年〉!「生まれてから一度も働いたことがない」勝峰名人にインタビュー!

20X X年、誰もが働かねばならない社会で、 勝峰名人は「生まれてから一度も働いたことがない」といいます。労働のプレッシャーに打ち勝って、いかに働かないでこれたのか!? 無職の極意を聞いた、注目のインタビュー! 〔イラスト カトーコーキ〕 ——勝峰名…

【書評】ひきこもりの歴史になるべきだった本 芹沢俊介著『「存在論的ひきこもり」論』を記憶する

雲母書房が潰れた。 雲母(きらら)書房という珍しい名前の出版社が、しばらく前になくなってしまった。 今どき出版社が潰れるなんて珍しくもないが、ここがなくなるのはいけない。 評論家の芹沢俊介さんという方の本を多数出していたところなのだ。 『引き…

「働きたいけど働けないひきこもり」の内的真実 ~ 政府の就職氷河期世代支援策に想う

「働きたいけど働けないひきこもり」という表現は、以前よりひきこもりに関するメディア記事や報告書では、じつに頻繁にお目にかかってきたフレーズである。しかし、この「働きたいけど働けないひきこもり」とは、実際にどのような人たちなのであろうか。

失敗力 「成功体験」より「失敗しても大丈夫な体験」がほしかった

新たな挑戦がしやすいのは、「絶対に成功しなければならない人」よりも、「失敗しても大丈夫な人」だ——。「ひきこもり支援」は、当事者が働けるように急かすけれど、それは正しいやり方なのか。当事者によるひきこもり支援論をお届けします。 (文・写真 喜…

働くことの意味に答えてみた

(文・万年ダイエッター) あなたは誰かに「働くことの意味」を問われたことはあるだろうか? 私はある。しかも、だいぶ唐突に。それは2月のこと、取引先に向かおうと地下鉄に揺られていた。花粉で朦朧としながらスマホを眺めているとLINE通知がぽこっと現…

受援力 私を救わないでください

ひきこもり支援の中には、ひきこもりを「救う」とうたう団体があります。しかしひきこもり当事者は、そもそも「救われたい」のでしょうか?今回は、ひきこもり支援のあり方に一石を投じる、当事者からの支援論をお届けします。 (文・写真 喜久井ヤシン) 「…

真の働き方改革。「JRは積極的に遅延しろ」

1.会社は働き方改革を推進してくれるか? 2.会社がダメなら、会社の周りを変えてしまえ 3.JRは積極的に遅延しろ 4.Google級の企業が100社そびえたつ国、日本 5.アホか。 (文:Longrow) (画像:Longrow、pixabay) これを通勤地獄と呼ぶなら、…

〈 電話恐怖症 〉との全力の闘い  私だけの対処法12ステップ

なぜ電話などというものが発明されたのか。メールが普及しているというのに、なぜ人類はまだ電話を根絶させないのか? 診断を受けたことはないが、私は「電話恐怖症」というべきものにかかっている。 自分から未知の相手に電話をかけようとするとき、私は心…

宗教にはまりたかった

(文・湊 うさみん) ニートは物欲のない修行僧のよう 漫画家でありタレントでもある「はらたいら」さんが「はたらいたら」に見えるのは、労働が絶対である今の世の中が悪いのです。 2018年11月27日に「仏教にヒントがあった」という記事がありました。それ…

就活で90社落ちるってこういうこと

(文・湊 うさみん) 就職活動で90社落ちた。 世の中の人は「受かるまで活動続ければ働けるだろ、甘えんな」などと気楽に言うけれど、それがなぜ無理だったのかはこの90社という数字に表れている。 当時は100社受けてみてダメだったら別の道を探してみようと…

ひきこもり経験者サイトウマコトさん後篇「やべえ。このままではぼくも死んでしまう」

北九州で自分と同世代の青年が餓死した。モノがあふれる今の時代の日本で。その事実に衝撃を受けた彼は……。 ひきこもり経験者サイトウマコトさん講演抄録の後篇。

ひきこもり経験者サイトウマコトさん前篇「人が仕事を選ぶのは自由。でも、ぼくはこうして社会とつながった」

他人が仕事を選ぶのは自由。でもぼくはともかく「自分のやりたい仕事と、自分が向いている仕事はちがう」と言い切れる。面白くないけど、何とか続けられそうだから、今の仕事をやっている。…… ひきこもり経験者サイトウマコトさんが語る就労論。

「コミュニケーション能力」ってもしかしたら「自己責任」の別名なのかもしれない

(文・喜久井ヤシン) 一番大事なのは「コミュニケーション能力」……? 三月は就活の季節であるらしい。就活生たちはエントリーシートや面接対策などで大変な思いをしていることだろう。私はといえば、二十歳前後の頃は外出一つするのにも苦労していた時期で…

ひきこもり名人となった私(3)六畳間の聖域

ひきこもりにも作法がある。いくら母親がうっとうしくても実家主義を貫いてきたひきこもり名人。ところが、そこに揺らぎが訪れました。ひきこもり名人となった私(3)六畳間の聖域。

ひきこもり名人となった私 第2回

ひきこもり名人となった私 第2回 勝山実氏、激白!「人生八十年、働いている場合ですか。好きなことをやる。やりたいことをやる。やりたくないことはやらない。これが労働者諸君にできますか」