ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

ひきこもりの当事者会や自助グループをお探しの方に -ひきプラのご案内-

ひきプラについて 当事者会・自助グループへのつながりにくさ ひきプラの操作方法 ご協力のお願い ひきプラについて (文・ひろ) ひきプラは2019年2月にオープンしたサイトです。 ひきこもりの当事者・経験者が『安心できる居場所』へつながれることを目指…

(世間が求める)ひきこもりになるには、AKBのオーディションに合格するよりも難しい

NHKの中高年ひきこもり報道でやらせ疑惑が浮上したという。 3月29日、内閣府で中高年のひきこもりが61万3000人にのぼると公表された。その日の夜、NHKのニュースですぐに報道され、ある中高年のひきこもり当事者が紹介された。 ところが、このあと驚くべき展…

ぼそっと池井多さんの活動まとめ 1本のキュウリから「世界のひきこもり」まで

(文 喜久井ヤシン) 今回は、「ひきこもり」の世界をさまざまな角度から探求している、ぼそっと池井多さんを特集します。「8050問題」への取り組みから、語学力を活かした「世界のひきこもり」インタビューなど、その活動は多岐にわたります。当サイト『ひ…

生きていたくない -彼女が語った言葉-

彼女の言葉に共感した、あの日 生きていたくない だから、もちろん働きたいとも思わない。 世界がなくなって私一人、孤独になりたい。 でも、世界をなくすことはできない。 だから、私がいなくなれば、私は孤独になれる。 2018年9月、 私が参加した講演会に…

異言語の地、日本でひきこもり専門医に。イタリア人初の精神科医、パントー・フランチェスコさんインタビュー 第1回

精神科という領域は、内科や外科とちがってとかく言語に依存する。しかし日本語を外国語として習得し、日本でひきこもりを専門とする精神科医が誕生しようとしている。イタリア人パントー・フランチェスコ、通称フラン。彼自身の提供による、まるでミラノの…

The First Italian Psychiatrist in Japan is Born? Interview with Francesco Pantò Round 1

A psychiatrist who is not native in the Japanese language but specializing in hikikomori in Japan is about to be born. Francesco Pantò, from Sicily, Italy, commonly known as Fran. This is the new series to tell what he is, with beautiful p…

Nasce il Primo Psichiatra Italiano in Giappone? Intervista a Francesco Pantò - 1° Round

Uno psichiatra che non è nativo in lingua giapponese ma specializzato in hikikomori in Giappone sta per nascere. Francesco Pantò dalla Sicilia, comunemente noto come Fran. Questa è la nuova serie per raccontare quello che è, con bellissime…

NHKの中高年ひきこもり報道「山瀬健治」ははたしてヤラセか?

2019年3月29日のNHKニュースで「中高年のひきこもり」と報道された山瀬健治氏にヤラセ疑惑が浮上! まだネットがこの問題で炎上中に当人、山瀬健治がお答えします。

短編小説「王子!」遊べなかった子 #26

ひきこもり当事者・喜久井ヤシンさんによる小説「遊べなかった子」の連作を掲載します。12歳の少年みさきは、海の上をただよう〈舟の家〉に乗り、行く先々で奇妙な人々と出会います。さびしさやとまどいを経験していくなかで、少年はどこへたどりつくのか………

誰とも関わりたくない

毛布を思いっきり抱きしめた夜、私の目に映った景色 (著・写真 ゆりな) 誰とも関わりたくない そう思った夜は 布団の上で膝を曲げ、毛布にくるまり、 胎児に還る 四肢を広げ 悠々とこの世に存在しているのが怖いから いつ私の腕に 足に 釘が降ってきて 標…

ひきこもり目線で選ぶ〈生きづら短歌〉の最前線Ⅰ 平成の牛丼編

今回は、「ひきこもり目線」で選んだ短歌特集です。五・七・五・七・七のリズムにのって、歌い手の思いがこめられた言葉たち。2010年代に発表された4冊の歌集から、時代を映した〈生きづら短歌〉の世界をご案内します。 Ⅰ 平成の牛丼のきびしさ 『滑走路』 Ⅱ…

Expanding the Notion of "Hikikomori" - Reflecting on a Time When Everybody Becomes a Hikikomori : Part 2

If the notion of "hikikomori" expands, will not everybody be called "hikikomori" in the end? Why dare to choose the identity of "hikikomori"? Was the word "hikikomori" unnecessary? Let's put all those problems in order.

ヒキメシ〜食事をのぞけば、孤立が見えてくる〜

(文:ゆーてぃー / え:おかだま) 徒歩3分のコンビニが遠い ひきこもりの皆さん、食事はどうしてますか? ひきポスの編集部員同士でも、度々話題に上がるテーマです。当たり前ですが、人間はごはんを食べないと死んでしまいます。 私は単身で暮らしている…

敏感な人はHSPという体質かもしれません

(文・湊 うさみん) HSPという単語をご存知でしょうか。Highly Sensitive Personの略で、刺激に敏感な人のことを指します。 大きな特徴としては、大きな音が苦手なこと、びっくりしやすいこと、不安が強いこと、マルチタスクが苦手なこと、自己評価が低いこ…

引きこもりの時間は、長い視点で見ればプラスになる

はじめまして。私は、安西直紀(あんざい なおき)と申します。 私は高校時代のある日、学校で学ぶ意味が分からなくなり不登校になりました。家族同士の関係もギクシャクする中で、10代から20代にかけて約3年間の不登校・ひきこもりとなり、その間に高校留年…