ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

孤独

受援力 私を救わないでください

ひきこもり支援の中には、ひきこもりを「救う」とうたう団体があります。しかしひきこもり当事者は、そもそも「救われたい」のでしょうか?今回は、ひきこもり支援のあり方に一石を投じる、当事者からの支援論をお届けします。 (文・写真 喜久井ヤシン) 「…

人生の深い絶望に効く〈名作文学〉 ドストエフスキー、カフカ、太宰治ほか 「ひきこもり」の私からの手紙

手に紙の束を持ち、表紙をめくり、並んだ文字に目をはしらせる——ただそれだけの、「読書」と呼ばれる単純なことの先に、人生を変えてしまうような衝撃と出会うことがあります。私のこれまでの人生は、一人きりで歳月を過ごす孤独なものでした。書物は時に気…

【本】《生きづらブックガイド》うつ・ひきこもり・AC 生きづらさと向き合うための8冊+1

今回は〈生きづらブックガイド〉特集をお届けする。近年発売された本を中心に、うつ・ひきこもり・アダルトチルドレンなど、生きづらさを描いた8冊のオススメ本をご紹介。コミックエッセイや有名タレントの本など、比較的読みやすいものを集めました。 田中…

勝手に発表!〈生きづらマンガ大賞2019〉 人気作から知られざる北欧グラフィックノベルまで

(編集 喜久井ヤシン) 筆者の独断と偏見で選ぶ・最新の〈生きづらマンガ大賞〉を発表!アニメ化で大注目の話題作から、誰も知らない隠れた名作まで。あまり紹介される機会のない外国の作品もご紹介。新たな一冊と出会えるマンガ特集をお届けします。 まなざ…

小説家・平野啓一郎さん講演 シューレ大学20周年記念イベントのご案内 

(編集 喜久井ヤシン) ※こちらのイベントは終了しました。たくさんのご参加ありがとうございました。 2019年6月22日(土)に、「自分から始まる生き方を創る~シューレ大学20周年記念イベント」が開催されます。イベントでは、学生たちによるシンポジウムや、…

I Don't Want to Get Involved with Anyone

A fresh feeling that a Japanese ingenious and unspoilt hikikomori girl has. It must be including something common, not only in Japan but to many hikikomori girls all around the world. It may not be "culture" any longer. Here is one shape o…

ひきこもり目線で選ぶ〈生きづら短歌〉の最前線Ⅱ 地獄のコンビニ編

今回は、「ひきこもり目線」で選んだ2010年代の歌集特集 第二弾をお届けします。五七五七七のリズムにのって、歌い手の思いがこめられた言葉たち。時代を反映した〈生きづら短歌〉の世界をご案内します。→第1弾 平成の牛丼編 www.hikipos.info 砕け散った〈…

生きていたくない -彼女が語った言葉-

彼女の言葉に共感した、あの日 生きていたくない だから、もちろん働きたいとも思わない。 世界がなくなって私一人、孤独になりたい。 でも、世界をなくすことはできない。 だから、私がいなくなれば、私は孤独になれる。 2018年9月、 私が参加した講演会に…

誰とも関わりたくない

毛布を思いっきり抱きしめた夜、私の目に映った景色 (著・写真 ゆりな) 誰とも関わりたくない そう思った夜は 布団の上で膝を曲げ、毛布にくるまり、 胎児に還る 四肢を広げ 悠々とこの世に存在しているのが怖いから いつ私の腕に 足に 釘が降ってきて 標…

ひきこもり目線で選ぶ〈生きづら短歌〉の最前線Ⅰ 平成の牛丼編

今回は、「ひきこもり目線」で選んだ短歌特集です。五・七・五・七・七のリズムにのって、歌い手の思いがこめられた言葉たち。2010年代に発表された4冊の歌集から、時代を映した〈生きづら短歌〉の世界をご案内します。 Ⅰ 平成の牛丼のきびしさ 『滑走路』 Ⅱ…

ひきこもりなせいで友達がいなくなる

(文・湊 うさみん) ひきこもりやニートになると友達が減りませんか。私の場合はだいぶ減ってしまいました。 別にその友だちが「まともに働けないダメ人間と一緒にいるとこっちまで精神が腐ってしまう」といった理由で離れたわけではありません。向こうは普…

ニーチェもカフカも敵わない。最恐の思想家〈シオラン〉の名言集 ブックガイド付き

シオラン という思想家がいる。 一般ではあまり知られていないこの思想家は、神と人間を否定する数々の書物を残した。数行の短い言葉からなるアフォリズムを特徴とし、シオランは万物を呪わんとする。 激怒 憂鬱 嫌悪 恐怖 憎悪 不安 絶望 ……その言葉の中で…

世間で使われている「ふつうの人」という言葉の本当の意味がわかった(と思う)

「ふつうの人」って何だ問題 私はずっと、「ふつうの人」になりたかった。私は小学校からの「不登校」で、十代は「ひきこもり」。親とまともな会話ができない「アダルトチルドレン」でもあれば、おまけにセクシャリティが「ゲイ」でもある。家のことでも学校…

【暗い曲トップ10】孤独の絶唱。日本音楽史に残る暗黒の歌い手十傑(煉獄編) 友川かずき・丸山明宏他

地上の煉獄となったこの人生は 艱難辛苦の風雨に打たれ 救いのない道のりをただ歩まされる。 しかし眼前をも見失わせる暗夜が 極小の光をも見出させ 遠い灯台となって道標となる時、 それはやがて体温を蘇らせる 極夜を焼く希望へと至る。 そうだ。 どんな夜…

【暗い曲トップ10】絶望の極地。日本音楽史に残る暗黒の歌い手十傑〈呪怨編〉藤圭子・中島みゆき他

藤圭子「圭子の夢は夜ひらく」/中島みゆき「うらみ・ます」「お前を殺したい」/山崎ハコ「呪い」「飛びます」/石井好子「かもめ」「暗い日曜日」/武満徹「死んだ男の残したものは」/長谷川きよし「心中日本」

オール・ユー・ニード・イズ・ヒキコモリ ~All You Need Is HIKIKOMORI~

結論から言って、もうダメだということが発覚した。もうダメだ。もうおしまいだ。もう死ぬしかない。とにかく人生が終わったんだ。僕の人生ってなんだったんだろう。生きているけど死んでいるじゃないか。 生きているだけでいいという話を聞くけど、本当にそ…

どうして〈レオ=レオニ〉の物語は心を慰めのだろう?~ひとりぼっちに捧げられた3つの絵本について。~

絵本?レオ=レオニ? そんな。いい年になって小さい子向けの本なんて読まないよ。 時間もないし、かっこ悪いし。 どうせ本を読むのなら、もっと役に立つものでないと……。 ――以前の私は、そんな風に思っていた。絵本なんて、わざわざ大人が読むものではない…

なぜ私はひきこもっている時に素手で食事をしていたか? 「ひきこもり」と食をめぐって

どれだけ孤独に過ごそうとしても、「食べる」ことは欠かせません。食事は毎日の生活の課題でもあれば、家族関係の問題とも密接なつながりがあります。今回は、〈ひきこもり×食〉をテーマにしたエッセイを掲載。切実な実体験をもとに、当事者が切り込んでいき…

「ひきこもり建築」の日本 家族を孤独にするイエの問題

(文・写真 喜久井ヤシン) あたりまえすぎて言われてこなかったけれど、閉じこもるためには部屋がいる。どんな家のどんな間取りに住んでいるかによって、「ひきこもり」生活のクオリティは違う。今回は、ひきこもり×建築をめぐるニッチなエッセイを掲載する…

札幌母娘餓死事件の中心にあるのは、ほんとうに「8050問題」か。

今年はじめ、札幌で母娘が餓死しているのが発見された。メディアはこれを「8050問題」として注意を喚起する。しかし、この事件の中心にある課題は、はたして「8050問題」なのだろうか。ひきこもりと老いをテーマにした「ひ老会」を主宰するぼそっと池井多が…

私がまなざしに苦しまなかった外出先5選 トーキョー・ヒキコモリ・ウォーカー

(文 喜久井ヤシン) ほぼすべての人の役に立たないお出かけ情報を紹介 通り過ぎる人全員が、自分をテストしているように感じることがある。視線が針みたいに突き刺さって、自分の顔や身振りは、すべてがおかしいと思われてくる。人からのまなざしは痛い。と…

たくさんの『一人ぼっち』がいる~孤独度No.1の日本で~

(文・喜久井ヤシン) イギリスが「孤独担当相」を設立 2018年1月17日、英国で「孤独担当相」の新設が発表された。別離や引退など、人生のさまざまな節目で孤独は多大なストレスを与える。それは喫煙習慣や肥満に結びつき、国民の健康問題となることから、経…