ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

ひきこもりと父

存在する不在の父 ~私の「父殺し」と「父求め」~《 ひきこもりの考古学 第10回 》

私に世間によくある父殺しの願望はなかった。私が父を殺そうとしたのは、父を探していたからである。…… 「父」とは何かを問う問題作。

8050問題の解消へ向けて、「公開対論」を「ひきこもり親子クロストーク」にバージョンアップ。

外部の業者に丸投げするよりも、親子の対話を取り戻すことをあきらめない。もし親の言葉と子の言葉が接点を持たないなら、もっとも近づく点を探ればいい。…… 「ひきこもり親子公開対論」は「ひきこもり親子クロストーク」にバージョンアップします。

“我沒有精神病,但我只不喜歡工作” ~ 中年繭居族的不耐煩和絕望

我強烈希望將此經驗錄翻譯成中文的原因是,我想像許多在現代的東亞儒家文化中都可以找到像作者昼行燈先生的生活環境。 我想將這篇文章發送給在華語世界中親愛的繭居族朋友。

« Pas une Maladie Mentale, Juste que Je n'ai pas Envie de Travailler » - Frustration et Désespoir des Hikikomori d'Âge Moyen

Nous avons ici une typologie des familles japonaises dont le problème est l'hikikomori. L'enfant ne peut pas élever sa voix contre le courant car le ou les parents ont déjà une solide réputation dans la communauté locale.

「精神疾患ではないが働く気になれない」~ 中年ひきこもりの焦りと絶望

父親は人権教育に力を入れてきた教師で、地域の住民からも尊敬されている。 しかし、そんな父はひきこもりである自分の息子の人権には理解がない。

'Not a Mental Illness, Just I don't feel like Working!' - Frustration and Despair of Middle-Aged Hikikomori

Here we have a typology of families in Japan with hikikomori as a problem. The child cannot raise his or her voice against the stream because the parent(s) have a solid reputation in the local community already.

【ひきこもりと父】たとえ親がどうであっても 第3回「真夜中の電話」(最終回)

刑務所の中に初めて入った。服役している間に、父は遺言書を書いていた。遺言書の最後の方は、私への手紙のようになっていた。 ……めずらしく夢に出てきた父は、笑っていた。

【ひきこもりと父】たとえ親がどうであっても 第2回「父を殴る」

「お前のせいで、私もこの家で暮らせなくなったんだよ!」 おばあちゃんの通夜の日、私は父の胸倉をつかんで殴った。 おばさんが、私の持ってきた袋の中に包丁を見つけ、あわてて私から遠ざけた。

【ひきこもりと父】たとえ親がどうであっても 第1回「黒塗りの手紙」

私は父が、違法薬物を摂取していた時にできた子どもということになる。だから細胞レベルで馬鹿になってしまったのだとしても、私はこう考えている。…… 父との関係を振り返ってみた。

「戦争」・「児童虐待」・「ひきこもり」をつなぐ3本の補助線<後篇>平和を語り継ぐ落とし穴

戦争の悲惨さを語り継ぐだけでは、悲惨な戦争を繰り返さないことにはならない。子どもは、語る親の態度や在り様を、心に刻む。生徒は、教える教師の態度や在り様を、肌身に吸収する。…… 戦争・児童虐待・ひきこもりをつなぐ3部作、ここに完結!

【ひきこもりと地方】「なぜ息子に向かい合えなかったのか」悲嘆と再生の物語 第4回(最終回) 岩手県陸前高田市 ひきこもりの父親、佐々木善仁さんインタビュー

「いつかは子どもと向き合うことがあるだろう」と親御さんは考えておられるのかもしれません。しかし、何が起こるかわからないのです。思い立った時にやるということ。それをしなかった私などは、すごく後悔しているので。……

【ひきこもりと地方】「とにかく生きよう」長男に言って亡くなった妻 悲嘆と再生の物語 第3回 岩手県陸前高田市 ひきこもりの父親、佐々木善仁さんインタビュー

3年間ひきこもっていた次男。津波が来ても2階の部屋から出てこない。母は、階段の下にペットボトルと米を置いて長男と逃げた。そのときには、すでにすぐ先に波が迫っていた。……

【ひきこもりと地方】「世間体など考えたこともない」 悲嘆と再生の物語 ― 岩手県陸前高田市 ひきこもりの父親、佐々木善仁さんインタビュー第2回

陸前高田市 ひきこもりの父親 佐々木善仁さんの長編インタビューの第2回。悲しみと痛みを越えて、ひきこもりになっていった経緯をつぶさに思い返してくださった。「後悔」の向こう側に見えてくるものとは。

【ひきこもりと地方】「あの時は、もう大泣きしました」 悲嘆と再生の物語 ― 岩手県陸前高田市 ひきこもりの父親、佐々木善仁さんインタビュー第1回

台風19号で土砂が流れこんだ岩手県宮古市のひきこもりの居場所で、スコップをふるって復旧作業に汗する69歳の佐々木善仁さん。ひきこもりだった次男は、3.11で避難せず、津波に呑まれて亡くなった。その悲嘆と再生の物語をシリーズでお届けします。

「ひきこもり親子 公開対論」より ひきこもりの父親カズさんとの対話 第1回

「ひきこもり親子 公開対論」で交わされた対話は基本的に門外不出。しかしめずらしく登壇者の方から公開への諒承が取れる時がある。ひきこもりの父親カズさんは、本人が特定される情報の削除を条件に、そんな公開に同意してくださった。

ひきポス6号「ひきこもりと父」発売開始!

ご購入はこちらのサイト【BASE】から(ちょっとお得) amazonで購入する amazonで応援価格で購入する いつもひきポスを応援頂き誠にありがとうございます。第6号 特集「ひきこもりと父」を発売いたします! ひきこもりや家族問題を考えるときに、母親のこと…