ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

「日本の学校の掃除って意味ないですよね」オランダ人ハーフ・マリコさんインタビュー第1回

オランダから取材にやってきた映画監督の通訳として私の前に現われたマリコさん。もちろん、ひきこもりでもない。ところが、がぜん彼女の話に興味をいだき、逆取材が始まったのであった。……

発達障害で聴覚過敏のイヤホン話! コスパ最強の低価格イヤホン!

こんにちは、葉です。 最近は暑さと精神状態で、睡眠時間が短い日々が続いています。と思ったらまる2日間寝てしまいました。相変わらずです。 www.hikipos.info ところでみなさんは発達障害という言葉はご存知でしょうか。発達障害とはなにか?ということの…

苦登校~12年に及ぶ地獄の学校生活~ 前編

昭和50年代と現在では様子が随分と変わり、この時代には見過ごされてきたことも今ではイジメと認定されるようになりました。 職場のセクハラやパワハラ同様に。「だからもういいではないか。今はそうなったのだから。令和になった年に昭和の昔話など聞いて…

ひきこもり名人となった私(12)田舎へ移住してひきこもる方法

「最低限度の生活、ホームレスのちょっと上くらいの生活ができればいい」 ひきこもり名人勝山実が、コストの高い都市部での生活を捨て、地代の安い田舎でひきこもってみた。その結果はいかに。

喜久井ヤシン・湊うさみん ひきこもり+セクシャルマイノリティのダブルマイノリティによる対談後編

ひきこもりはマイノリティであり、少数派です。そのうえに「セクシャルマイノリティ」という生きづらさを抱えていて、ひきポスのライターである二人。喜久井ヤシンと湊うさみんが対談を行いました。 お互いのセクシャリティへの興味、体験談、コンプレックス…

忘却力 むかしの嫌な記憶をはっきり「忘れたい」と思えるだけの魅力が今日以降にないことのほうが問題

「記憶力を鍛えよう!」……といった言葉はよく聞かれます。しかしひきこもり状態のように、心が疲れているときには、むしろ「忘れていく力」こそが大事なのではないか?今回は、記憶をテーマにした当事者手記をお届けします。 (文・写真 喜久井ヤシン) 「ど…

【ひきこもりと地方】沖縄のひきこもり当事者さとさんの内的現実 ~苦しみから搾り出された詩~

家族に縛られたくない。大阪にも追ってきたから、多分東京にも追ってくるだろう。だから、外国行く。…… 沖縄に暮らすひきこもりから絞り出される苦い言葉の数々が、いま詩となって不思議な世界を描き出す。

喜久井ヤシン・湊うさみん ひきこもり+セクシャルマイノリティのダブルマイノリティによる対談前編

ひきこもりはマイノリティであり、少数派です。そのうえに「セクシャルマイノリティ」という生きづらさを抱えていて、ひきポスのライターである二人。喜久井ヤシンと湊うさみんが対談を行いました。 お互いのセクシャリティへの興味、体験談、コンプレックス…

ひきこもりがゲームにはまって1000時間以上費やした話

(文・湊 うさみん) ひきこもりはネットゲームの世界でなら英雄になれます。 私はかつて、ネットゲーム(オンラインゲーム)を一日18時間くらいやっていたことがあります。 食事する時はモニターの前で食べ、トイレはできるだけ速やかに済ませ、お風呂は臭…

フランスのひきこもり当事者アエルの激白 第3回「友達ができた、と思ったら」

18歳になったアエルはコンピューターの専門学校に進み、そこでドラッグに誘われるようになる。幼いころあれほど欲しくても得られなかった「友達」が、ドラッグを介すれば、驚くほどかんたんにできることを知った彼はうかれた日々を送る。ところが……

「ひきこもり原因は社会」は本当か。~ 官民一体ひきこもり支援ブームに異論あり ~

「ひきこもりの原因は社会にある」…専門家たちは断言する。はたしてそれは本当か。なぜ彼らはそういうのか。官民一体となってひきこもり支援が盛り上がるなか、誤った原因論がもたらす弊害について考える。ひきこもり言論界を挑発!

親は親の人生を生きればいいのか ― 「ひきこもり親子 公開対論」より 父親カズさんとの対話 第2回

「親は親の人生を楽しんでください」ひきこもり家族会で教科書のように言われるこのフレーズ。しかし、それぞれの立場からこの言葉を眺めてみると……。ほんらい門外不出の「ひきこもり親子 公開対論」から特別の許可を得て対話を収録、ここに公開します。

失敗力 「成功体験」より「失敗しても大丈夫な体験」がほしかった

新たな挑戦がしやすいのは、「絶対に成功しなければならない人」よりも、「失敗しても大丈夫な人」だ——。「ひきこもり支援」は、当事者が働けるように急かすけれど、それは正しいやり方なのか。当事者によるひきこもり支援論をお届けします。 (文・写真 喜…

「イタリア社会にも同調圧力ある」 ひきこもり系イベント庵-IORI- に初の外国人テーブル・オーナー誕生 

2019年8月の庵-IORI- では初の外国人テーブル・オーナーが誕生した。そこで覆された定説の数々。いよいよ日本社会も国際化、ひきこもりもグローバル化の時代へ!

働くことの意味に答えてみた

(文・万年ダイエッター) あなたは誰かに「働くことの意味」を問われたことはあるだろうか? 私はある。しかも、だいぶ唐突に。それは2月のこと、取引先に向かおうと地下鉄に揺られていた。花粉で朦朧としながらスマホを眺めているとLINE通知がぽこっと現…