ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

【暗い曲トップ10】孤独の絶唱。日本音楽史に残る暗黒の歌い手十傑(煉獄編) 友川かずき・丸山明宏他

地上の煉獄となったこの人生は 艱難辛苦の風雨に打たれ 救いのない道のりをただ歩まされる。 しかし眼前をも見失わせる暗夜が 極小の光をも見出させ 遠い灯台となって道標となる時、 それはやがて体温を蘇らせる 極夜を焼く希望へと至る。 そうだ。 どんな夜…

「ひきこもり」概念の拡大 ー 誰でもかれでもひきこもりになる時代を振り返る<前篇> 

約20年前、「部屋から出てこない、暗く危険な若い男性」というひきこもりのイメージが日本で作られ、以後、多くの商業メディアはそのイメージの再生産に血道を上げ、あるいは加担してきた。その歴史を振り返る。

私が支援の場で言われた最悪の言葉 「いつまでも〇〇じゃないんだから」

今回は、支援者から言われた一言がテーマです。言う側は励ましのつもりで発言していても、当事者にとっては、「最悪」だったというその言葉とは何か。生きづらさ当事者との、向き合い方を考えさせられる一本です。 支援者から言われた言葉 八歳ほどの頃から…

不登校ひきこもりだった私(4)「おふくろ」がいない

アメリカ映画でギャング同士が残忍な殺し合いをやっていて、一方が相手の頭に拳銃を突きつける。「金はどこだ!」「おれは知らない!天国にいるおふくろに誓っても本当だ!」この会話の不思議。なぜ世の中の人は「おふくろ」という存在にそんな絶対的な価値…

ひきこもり、外に出る

(文・湊 うさみん) 日本一の詩人、中原中也は精神病院に強制入院させられ、脱走。精神衰弱して外を出歩くのは人のいない深夜のみだったと言います。 人のいる昼間に外に出たくない気持ちはよくわかります。みんなが自分を見下しているんじゃないかとか、自…

短編小説「〈家族〉の上演」遊べなかった子 #18

ひきこもり当事者・喜久井ヤシンさんによる小説「遊べなかった子」の連作を掲載します。12歳の少年みさきは、海の上をただよう〈舟の家〉に乗り、行く先々で奇妙な人々と出会います。さびしさやとまどいを経験していくなかで、少年はどこへたどりつくのか………

フィリピンのひきこもり当事者CJとの対話 第2回「ひきこもりは経済発展の産物か」

発展途上国の、都市部ではなく、しかも富裕層ではない。ひきこもりというものが、これまで考えられていた社会的階層や国々よりも、もっと広い範囲に実際に存在するという事実を示してくれるフィリピンのひきこもりCJの証言第2回。

Interview with the Filipino Hikikomori ; CJ, Round 2, "Is Hikikomori A Product of Economic Development?"

I imagine other hikikomoris exist in other developing countries, but maybe they just don't go to social media to express themselves. So we are supposed to be not existing.

ワケあり女子のワケのワケ⑱ 絶望のマインドフルネス(前編)〜他者への恐怖

なぜ私は生まれてきたのか。 なぜ私は生きているのか。 なぜ私はまだ死んでいないのか。 なぜ私は、特に生きたいという意志もないのに、 腹が空いたら目の前のスナックを食べ、 「もっと身体によい物を食べなければ健康に悪い」などとつい考えてしまうのか。…

史上最弱のロビイストVS百戦錬磨の政治家~孤独で憂鬱なロビー活動~

地元の福祉法人のお祭りがあったので参加した。 福祉法人からブースを貸していただいた。ひきポスを売ってもいいとのこと。ありがてぇありがてぇ。 こういうイベントには、政治家の方々が顔を出す確率が高い。ロビー活動のチャンス! こちらから向こうに会い…

ひきこもりなら『ずんずん式 壮絶メンタルトレーニング』を読むよな?

ひきこもりならメンタルトレーニングするよな? というわけで役立つ本をご紹介したいと思います。 「ずんずん式 壮絶メンタルトレーニング」というタイトルっす。ずんずんさんという方が書いています。だから、ずんずん式なんだと思います。 たまたま、ずん…

家族は怪物 ニートの家庭事情

(文・湊 うさみん) 家族は仲良くしなくていい。 テレビでは「家族の絆」が強調され、学校では「だいすきなおかあさん」といったテーマで作文が書かされる。世の中は、家族は仲良くすべきだいう価値観を押し付けてきます。 でもね、仲良くできないケースが…

フィリピンのひきこもり当事者CJとの対話 第1回「日本のひきこもりがうらやましい」

ひきこもりで有名な日本のアニメ「N.H.K.にようこそ」を初めて見た時に、ぼくは「なんて、日本のこのひきこもりは恵まれているんだ!」って思ったよ。だって主人公はひきこもれる自分の部屋を持てているじゃない。ぼくも彼みたいな部屋がほしい……

Interview with the Filipino Hikikomori ; CJ, Round 1, "The Life of 'Welcome to NHK' Doesn't Look Terrible"

My family is not rich. Our house is pretty small. It is so difficult to live as a hikikomori in this kind of situation, because you hear all the people's gossiping about you, just around you....

仏教にヒントがあった

(文・メガネヘッド) 劣等感から社会に出るのを恐れた日々 大学生の頃、私は強い劣等感に苛まれていました。何の因果か難関と呼ばれる大学に運よく合格したものの、周りは自分よりも遥かに優秀な学生ばかりで、おまけに彼らは社交性も高く、「なぜ自分はこ…