ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

『ひきポス』は、ひきこもり当事者、経験者の声を発信する情報発信メディア。ひきこもりや、生きづらさ問題を当事者目線で取り上げます。当事者、経験者、ご家族、支援者の方々へ、生きるヒントになるような記事をお届けしていきます。

息のできない中学時代 ~隠された子供 第8話~

イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな 編集・石崎森人 中学校に上がった私は、もう一段と、人と関わらないようになっていた。思春期の真っ只中に、父親にもう一つの家庭があるという事実が発覚し…

【当事者手記】父が置いていった絵 ~隠された子供 第7話~

イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな 編集・石崎森人 私の父親は、どんな人だったか。母親と同じように、機嫌のいい時はそれはもう、すごく私を可愛がってくれる人だった。私が味噌汁をこぼして…

【当事者手記】ゼロか100の母 ~隠された子供 第6話~

イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな編集・石崎森人 www.hikipos.info 私の母親は、どんな人だったか。子供の頃の記憶をたどると、まず浮かぶのは「怖い」という感情である。外では愛想が良く、…

【当事者手記】不機嫌で支配される教室 ~隠された子供 第5話~

イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな編集・石崎森人 前回はこちら www.hikipos.info 三年生、四年生と続いた息苦しい学校生活。高学年になっても、私の居心地の悪さが解消されることはなかった…

【当事者手記】私を消す教室 ~隠された子供 第4話~

イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな編集・石崎森人 前回はこちら www.hikipos.info 私が小学校に上がると、家に漂っていた緊張が少しだけ和らいだ。常に私と二人きりでピリピリしていた母親が…

【当事者手記】顔色を窺う日々 ~隠された子供 第3話~

イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT5 シリーズ・私のひきこもり体験 ~隠された子供~ 文・はな編集・石崎森人 www.hikipos.info 母親の顔色を窺うということ 幼少期から、母親の顔色を常に窺っていた。 普通、話しかけたい時に話しかける。それが当たり…

【当事者手記】ピンとこない世界 ~隠された子供 第2話~

保育園には、五歳の時に急に入れられた。「明日から保育園に入るよ」「保育園に興味ある?」といった事前の心の準備もなく、「来週から保育園に入るから」という感じで、急に私以外の人間がたくさんいる場所にポンと入れられた。 それまでの五年間は、ずっと…

【新連載】灰色の町で育った私 ~隠された子供 第1回目【当事者手記】

閉塞的な町、二つの家庭、そして子どもが見た灰色の世界。シリーズ第1回〈隠された子供〉

生きづらさがあったからこそ獲得できるもの

Image Ishizaki Morito with GPT5 文・西野 績葉 リード文:この記事は、西野 績葉氏が2016年に書いた手記を加筆修正して掲載したものです。 とある記事がTwitterに流れてきた。それをたまたま僕は読むことができた。社会学者の宮台真司さんの記事だ。 reals…

ひきこもり当事者会って何? ~経験者2人が語る~

ひきこもりUX会議チャンネルより ひきポス編集長の石崎が理事を務める「ひきこもりUX会議」では、10月29日(水)に大阪狭山市で、「ひきこもり当事者会 in 大阪狭山」を開催します。これまで主に「ひきこもり女子会」を開催してきたUX会議にとって、性別を問…

生きづらさは未来を先取りしている ~AIと「生きづらさ」を考える~後編③【最終回】

AIが普及し、多くの人のキャリアや人間関係が揺らぐとき、 「取り残されてきた経験」は、新しい時代を生き抜くヒントになる。

強力な味方となる未来──~AIと「生きづらさ」を考える~後編②

AIは「答えを知る」よりも「困り感を出発点にする力」を引き出し、当事者性を武器に変える存在になっていく。生きづらさは弱みではなく、未来社会における強みになり得る──

生きづらさを抱える人にとっての可能性 ~AIと「生きづらさ」を考える~後編①

イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT4o www.hikipos.info 前回までは「AIと仕事」というテーマで、AIが必ずしも人間の仕事を奪うわけではなく、むしろ仕事の構造そのものが変わっていくという話をしてきた。未来への不安や違和感に触れつつ、しかしそれで…

私のひきこもり体験③ ~そうやって、生きていく~

イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT4o 前回の記事 www.hikipos.info 文・N 居場所への一歩 26歳の頃、私はまだひきこもっていました。心のどこかで「死ぬまで生きることはできるだろう」と思っていたけれど、それは安心ではありませんでした。ただ、「終…

私のひきこもり体験② ~親の変化~

22歳、社会復帰を目指して踏み出した一歩は、わずか1週間で終わった──。絶望の中で過ごした日々、そして思いがけない家族との関わりが、少しずつ心を動かしていく…。

AIによって人間の仕事がなくなるか ~AIと「生きづらさ」を考える~前編②

テクノロジーは、なぜ私たちの仕事を楽にしないのか。AIが進化するほど仕事は高度化し、『普通』のハードルは上がり続ける…。

AIによって人間の仕事がなくなるか ~AIと「生きづらさ」を考える~前編①

AIが仕事を奪い人間が働かなくてよくなるという言説は本当だろうか。歴史的に技術革新は労働を減らさず、むしろ新たな競争と高い基準を生み出してきた…。

【小説】憂鬱な空と色とりどりの傘達【後編】

「もし世界から、すべての意味が、意味をなさなくなっても、きっとそれは、幸せだと思う」 絶望か、希望か。 意味を失った世界で、君と生きる意味を探す、現代恋愛小説・後編。

【小説】憂鬱な空と色とりどりの傘達【中編】

「世界を滅ぼすより、自分を滅ぼす方が簡単だと思った。」 虚無か、救済か。 崩れかけた心に手を伸ばす、現代恋愛小説・中編。

【小説】憂鬱な空と色とりどりの傘達【前編】

「ネットの向こうにいたのは、僕に似すぎた彼女だった。」 依存か、運命か。虚構と現実が交錯する、現代恋愛小説。

私のひきこもり体験① ~それは「嫌われたくない」から始まった~

イメージ画像 Ishizaki Morito with GPT4o 文・N 私は現在37歳、福祉職として働いています。しかし、15歳から22歳まで、そして再び短い社会復帰の後、28歳までの長い期間をひきこもりとして過ごしました。その経験を振り返りたいと思います。 嫌われたくない…

【三重県在住の方へ】「三重県ひきこもりに関する実態調査」のご案内【残り6日】

ひきポス編集長の石崎森人が理事を務める、一般社団法人ひきこもりUX会議からのお知らせです。 三重県にお住まいのひきこもり当事者/経験者ならびにご家族の皆さまへ この度、一般社団法人ひきこもりUX会議は、三重県内のひきこもり状態にある方やご家族を対…

ひきこもり10年経験者が自室を旅人に無料開放した結果

40歳を迎えた今、私の部屋では海外の様々な国から日本にやってきた外国人達が毎日のように行き交うようになりました。

AIはひきこもり当事者の内面をどう見てるか?

「ChatGPTの考える『ひきこもり像』」をDALL·Eで描画 文・カルマさんが転んだ こんにちは!たまには気軽な話題でもということで、最近、ChatGPTというAIがかなり注目されていますよね。その迅速かつ精確な回答能力には驚かされます。何でも、このAIは文章作…

ウーバーイーツで月収50万円!? Yahoo!ニュースを騒がせたひきこもり当事者の手記

文・宇場崎 一郎(仮名) hbol.jp ※掲載元の記事(現在、Yahoo!ニュースのページは削除されています】 はじめに 『ひきこもり当事者が仕事に就いて社会復帰を果たす』それ自体は素晴らしい事だろうし、私自身もそうなって良かったと思う。 今回、私がこの手…

ひきこもりアメリカ体験記【パート2】:米国での出会い

筆者と米国のひきこもりD君 アメリカで最も標高の高い町Leadvilleにて 文・山添博之 第1回目はこちら www.hikipos.info 2023年9月20日から約5週間アメリカとカナダを一人旅していました。 前回の記事においては、旅の全体的な印象について書きましたが、今回…

自分の思いを口に出す~当事者手記が出版されるまで~

著者近影 撮影・深田美穂 文・岡本圭太 2023年、この12月に本を出すことになった。 タイトルは『ひきこもり時給2000円』(彩流社)。この一風変わったタイトルの由来は、本の中身を参照していただきたいが、本のジャンルとしては、ひきこもり体験者によるエ…

ひきこもりアメリカ体験記【パート1】:米国の洗礼

NYCタイムズスクエア 撮影:山添博之 文・山添博之 2023年9月20日から約5週間アメリカとカナダを一人旅していました。 前回の私の記事で書きましたように、約10年間の重度のひきこもり状態を経験した者として、約3年半前にSNSやYouTubeで英語の当事者発信を…

10年のひきこもり後に海外を一人旅してみた結果

写真:山添博之 文・山添博之 長期&重度のひきこもりに至るきっかけ 約十年の重度ひきこもり 親との関係破綻 自立か自殺か? 社会復帰 約10年のひきこもり後に待っていたもの ひきこもり当事者発信 幸せを得るためには・・ 長期&重度のひきこもりに至るきっ…

最新号「ひきこもりと母」ひきポス13号発売開始!

冊子版ひきポスの最新号が完成し、本日より販売を開始いたします。今回のテーマは「ひきこもりと母」です。